組換えDNA法によるヒト型 腫瘍モノクロ-ナル抗体の作製と応用

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組換えDNA法によるヒト型 腫瘍モノクロ-ナル抗体の作製と応用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
渡邊 武(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
渡辺 武(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990
概要(最新報告):
モノクロ-ナル抗体の作成には,通常ハイドリド-マ法が用いられるが,本研究ではハイブリド-マ法を用いず,組換えDNA法を用いて,ヒト型モノクロ-ナル抗体を作成し,それをガン診断および治療に応用することを試みる。我々はこれまでに免疫グロブリン遺伝子の発現制御を詳細に検討し,効率よく抗体遺伝子を発現させるエレメント(エンハンサ-)の同定と,その発現のためのベスタ-の構築を行ってきた。 本年度に得られた成果は以上のごとくである。 任意の腫瘍抗原に対するヒト型またはマウスーヒトキメラ型モノクロ-ナル抗体を組み換えDNA法を用いて,マウス骨髓腫細胞で発現産生させるための発現ベクタ-の構築とV領域遺伝子増巾のためのプライマ-の作製を行った。再構成を終えたV遺伝子を出来る限り多くPCR法で増巾し得るようにプライマ-の設計を行った。ヒトリンパ球およびハイブリド-マ細胞を用いた予備実験ではいずれの場合も正しいV遺伝子群が増巾されクロ-ニング出来た。 発現用ベクタ-は,VDJ_HーヒトCγ,VJーヒトCrc遺伝子が一本のベクタ-上で発現出来るようにした。発現効率を高めるためH鎖エンハンサ-エレメントをtandemにつなぎ挿入した。また骨髄腫細胞中で,一過性(transient)に効率する抗体産生および分泌が生じるように、ベクタ-がextrachromosomalに増殖し得るようにした。このベクタ-を用いて予備実験を行ったところ,抗ヒトCEA,抗ヒトCAー125抗体を産生させることに成功した。 続きを見る
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