一次相転移を示す銅基合金における相分解と不規則化の競合

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一次相転移を示す銅基合金における相分解と不規則化の競合

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Competing processes of phase separation and disordering during first order transitions in Cu-based alloys
責任表示:
桑野 範之(九州大学・総合理工学研究科・助教授)
KUWANO Noriyuki(九州大学・総合理工学研究科・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1991
概要(最新報告):
本研究では主に、Cuー39at%Pt合金,Cuー25at%Pt合金とCuーNiーSn合金について研究を進めた。最初の合金では不規則化と相分解反応、次の合金では周期的逆位相境界が焼鈍過程に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、最後の合金ではスピノ-ダル分解が先行し規則化が誘発される合金の例としてとりあげた。得られた主な結果は次のとおりである。 1.L1_1規則化したCuー39at%Pt合金を(L1_1+A1)領域で焼鈍すると、その焼鈍温度が均質系の規則化温度より高い場合は一旦ほとんど不規則化するが、低い場合は粒界から不規則化が進行することが確かめられた。これは(L1_1+A1)領域内に準安定な規則ー不規則転移線が存在していることを示している。 2.Cuー25at%Pt合金のL1_<2ーs>→L1_2への転移過程において、周期的逆位相境界はヘアピン型配列が後退することにより消滅することが確かめられた。そのヘアピン形状の形成プロセスとして、隣接する逆位相境界が接する場合、熱的な逆位相境界を介する場合、などがあることを示唆する逆位相境界構造も観察された。 3.時間依存型ギンツブルグ・ランダウ展開による速度方程式を応用して周期的逆位相境界の挙動をシミュレ-ションを試みた。規則化エネルギ-と界面エネルギ-に適当な値を与えることにより、周期的逆位相境界の実際の挙動を非常によく再現できることが確かめられた。 4.CuーNiーSn合金の焼鈍によるスピノ-ダル分解はNi組成が高いほど速い。濃度波の波長および振幅およびプロフィルの変化を明らかにした。また、焼鈍初期にはDO_<22>型規則格子反射が電子回折パタ-ンに現れる。低Ni組成合金では焼鈍によりDO_<22>は発達するが、高Ni組成ではL1_2型規則格子に変化する。 続きを見る
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