エナメル芽細胞の初代培養系の開発とその株細胞樹立の試み

閲覧数: 40
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

エナメル芽細胞の初代培養系の開発とその株細胞樹立の試み

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of the primary culture system for ameloblasts and establish of their cell lines.
責任表示:
栗栖 浩二郎(大阪大学・歯学部・教授)
KURISU Kojiro(大阪大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1992
概要(最新報告):
エナメル質の形成過程におけるエナメル芽細胞の形態学的研究はこれまでに数多くなされている。しかし、エナメル芽細胞を長期間にわたって分化状態を維持したままで培養できる系が確立していないために、エナメル芽細胞自体の生理的特性やその分化に伴う変化については不明な点が多い。そこで本研究では、(1)一定期間エナメル芽細胞の分化状態を維持できる初代培養系を開発するとともに、(2)エナメル芽細胞に発癌遣伝子を導入することによってエナメル芽細胞の特性を保った細胞株の樹立をめざす。これによって、半永久的に培養が可能な種々の分化段階の細胞集団が得られるため、エナメル芽細胞の分化の機序、生理的機能や各種の生理活生物質に対する反応、さらには他の細胞との相互作用の詳細な解析が可能になる。また初代培養系はin vivoに近い状態でのエナメル芽細胞の生理的機能検索やin vivoと株細胞とのギャップをチェックする系として利用できる。 エナメル芽細胞の初代培養系の確立には、アメロゲニンヒ特異的に結合するモノクローナル抗体En3をエナメル芽細胞のマーカーとしてもちい培養条件検討した。その結果、insulin phosphoethanolamine、eth-anolamine、hydrocortisone、CaCl^2.ウシ下垂体抽出物を添加した完全合成培地MCDB153がよく条件を満たすことがわり、約3週間アメロゲニンを合成し、分化状態を維持できた。この時、CaCl^2を0.1mMより1mMに替えることによってEn3陽性の細胞を増加させることができた。初代培養と二次培養には、それぞれcollagen-coated、uncoated plate を用いるほうがよいことがわかった。エナメル芽細胞の不死化はSV40 largeT 抗原のLipofectin法による導入によって試みており、まもなく目的の株細胞が得られるのもと期待している。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

2
エナメル上皮腫の発生及び腫瘍細胞の増殖と分化に関する研究 by 中村 典史; NAKAMURA Norifumi; 樋口 勝規; HIGUCHI Yoshinori
6
歯胚発生過程におけるThymosin beta 4の機能解析 by 小林 家吉; KOBAYASHI Ieyoshi
2.
エナメル上皮腫の発生及び腫瘍細胞の増殖と分化に関する研究 by 中村 典史; NAKAMURA Norifumi; 樋口 勝規; HIGUCHI Yoshinori
6.
歯胚発生過程におけるThymosin beta 4の機能解析 by 小林 家吉; KOBAYASHI Ieyoshi