モノクロ-ナル抗体を利用した体液プロテア-ゼ活性測定法の開発と実用化

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モノクロ-ナル抗体を利用した体液プロテア-ゼ活性測定法の開発と実用化

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Studies on the Activity Measurement for Blood Proteases using their Monoclonal Antibodies
責任表示:
岩永 貞昭(九州大学・理学部・教授)
IWANAGA Sadaaki(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1991
概要(最新報告):
血液凝固VIIa因子(VIIa)は、Ca^<2+>、リン脂質存在下で、組織因子(TF)と分子複合体を形成しつつ、外因系凝固反応を開始させる。分子レベルでのVIIaとTFとの相互作用については、末だ胎ど不明のままであるが、その理由のひとつは、VIIaーTF複合体の活性を直接測定できる適当な合成基質がないからである。1978年、Nemersonらは、VIIaによるZーArgーpーnitrobenzyl ester(ONb)水解を見い出し、pHスタットを用いた測定法を考察した。本研究では、ZーArgーONbに加えて、新しいBocーLeuーThrーArgーONb基質を合成するとともに、逆相HPLCを組合わせたVIIa因子の高感度測定法を開発した。その原理は、未分解の基質と水解によって生成するpーnitrobenzyl alcoholを、オ-トサンプラ-と直結した0.1%TFAー45%CH^3CN(isocratic)系のCosmosil_3C_<18>(4.6×50mm)カラムを用いて分別することにあり、基質の水解量は、280nmでのpーnitrobenzyl alcoholのpeak heightから測定した。この方法を用いてVIIa測定の反応条件を検討した結果、VIIa因子によるこれら合成基質の水解は、TFの存在下で著しく促進されることが明らかとなり、Nemersonらがかつてエステル基質の水解にTFは要求されないとした報告とは異なった。すなわち、VIIaとTFの存在する反応系では、TF不在の系に比べて、VIIaの合成基質水解能が約70倍高まった。一方、γーGlaドメインを除去したVIIaでは、エステラ-ゼ活性そのものはintact VIIaのそれと同じであるものの、TFによりエステラ-ゼ活性増強効果は消失した。従って、VIIaとTFとの分子間相互作用にγーGlaドメインの関与する可能性が強く示唆される。 また、上記の研究に加えて、VII因子とTFのモノクロ-ナル抗体を作製するとともに、それらを用いた新しい体液プロテア-ゼの活性測定法についても検討した。未だ公表できる段階に達してないが、その完成を目標に研究を進めつつある。 続きを見る
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