重症ショック時の体液バイオエレクトロニクスに関する臨床的ならびに実験的研究

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重症ショック時の体液バイオエレクトロニクスに関する臨床的ならびに実験的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Clinical and Experimental Study of Body Fluid Bioelectronics under Severe Shock State
責任表示:
吉武 潤一(九州大学・医学部・教授)
YOSHITKE Junichi(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1991
概要(最新報告):
出血性ショックや複合臓器不全など重症ショック状態では細胞のエネルギ-代謝障害が認められ、これらの患者の重症度や予後を評価し積極的に治療することが、患者管理の上で最も重要である。このため、細胞レべルの代謝状態や細胞活性をあらわす指標として酸塩基平衡、L/P比、動脈血中ケトン体比(acetoacetate/βーhydroxybutyrate;AKBR)等の測定が従来よりなされているが、血液での異常が細胞内代謝障害を正確に反映するといえず、これらの指標が必ずしも患者の重症度や予後の判定に用いられるとは限らなかった。われわれは複合臓器不全に陥った患者について、上記の指標に加えてMedーTronik社製BEーVincent機器にて血液の酸化還元電位を、京都第一科学社製浸透圧測定装置オズモスタットOMー6020にて血清浸透圧を、そして高速液体クロマトグラフィ-法及び白金電極にて血漿中酸化型(GSSG)ならびに還元型グルタチオン(GSH)濃度の測定を行ない、各指標と患者の重症度や予後との関係について調べた。その結果、各指標とも有意な変動を示したが、その中で動脈血中酸化還元電位が最も良く患者の重症度や予後を反映し、また血漿中のGSH/GSSG比もショックの進行に伴い低下した。家兔を使った出血性ショックならびにエンドトキシンショックの実験においても臨床研究と同様、細胞内redoxstateの低下を示す各指標の変動がみられ、動脈血酸化還元電位や血漿中のGSH/GSSG比もショックの進行とともに有意な低下がみられた。したがって、臨床研究ならびに動物実験で示されたように重症ショック状態においては血液酸化還元電位の有意な低下がみとめられ、この測定が細胞内エネルギ-代謝の状態を推定するのに有用であることが確認された。 続きを見る
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