嚥下第2相のロ-カルフィ-ドバックに関する研究

閲覧数: 2
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

嚥下第2相のロ-カルフィ-ドバックに関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
小宮山 荘太郎(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1991
概要(最新報告):
嚥下無呼吸時間 Swallowing Apnea Time (SAT):嚥下第2相では咽頭・喉頭が完全に閉鎖し食塊が食道に向かって移送される。この呼吸停止時間は正常成人ではほぼ一定であることが観察され,種々報告されてきた。SATは著者らが命名したものであるが,これは熱線流量計にべンチレ-ションマスクを設置して測定する。嚥下運動が惹起されたか否かは中咽頭に挿入した嚥下圧測定用センサ-を指標とした。 嚥下障害を伴わない成人84名を被検者にした。これら被検者の年齢は20才から70才代までとした。各年代とも空嚥下と水嚥下では後者のSAT値が短縮される傾向を示した。また40才までと50才以上の年齢群に分けて比べると,有意差をもって後者の郡のSAT値がないことが観察された。この現象は加齢による咽頭の知覚の変化が関与していると推測し現在さらに研究を進めている所である。 このSAT値が知覚異常に関与しているとすれば,咽頭粘膜表面の麻酔を行うことによってSAT値が変化すると考えられる。そこで成人84名を対象にして咽頭麻酔前後のSAT値を比較した。その結果各年代共,咽頭麻酔後にSAT値が有意に延長した。この傾向は水嚥下より空嚥下において著明であった。著者らはさらに動物においてもこの傾向が認められるか否かを実験的に確認した。動物には雑種の成犬雌を用い,咽頭反射に影響の少ない麻酔薬塩酸ケタミンを使用した。嚥下運動誘発は水5mlを,口腔,中咽頭に注入することで行った。その結果,咽頭麻酔前後で有意差をもってSAT値の延長が認められた。 結論:嚥下と呼吸とが密接に関係していることは,古来から指摘されているとうりであるが,加齢による嚥下障害の原因に関する報告は非常に少ない。著者らも咽頭の知覚意常のみが,高齢者の嚥下障害の原因と考えてはいないが,これが大かな要因であると考えている。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

10
Analysis of the refulatory mechanism of the rat cerebellum on the motor coordination in the time and space domain by Yamamoto Tomoya; 山本 智矢; 小宮山 荘太郎; Komiyama Sotaro; Llinas R.
5
新しい発声機能検査法の開発に関する研究 by 小宮山 荘太郎; KOMIYAMA Sohtaro
11
気管・咽頭・食道の内圧測定法とその臨床的意義 by 小宮山 荘太郎; Komiyama Sohtaro
5.
新しい発声機能検査法の開発に関する研究 by 小宮山 荘太郎; KOMIYAMA Sohtaro
10.
Analysis of the refulatory mechanism of the rat cerebellum on the motor coordination in the time and space domain by Yamamoto Tomoya; 山本 智矢; 小宮山 荘太郎; Komiyama Sotaro; Llinas R.
11.
気管・咽頭・食道の内圧測定法とその臨床的意義 by 小宮山 荘太郎; Komiyama Sohtaro