キャンパスにおける外国人留学生サポートネットワークシステムの形成-エンカウンターグループによるフィールド・リサーチ-

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キャンパスにおける外国人留学生サポートネットワークシステムの形成-エンカウンターグループによるフィールド・リサーチ-

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A FIELD RESEARCH OF THE DEVELOPING SUPPORT NETWORK SYSTEMS FOR THE FOREIGN STUDENTS IN A UNIVERSITY CAMPUS - BY ENCOUNTER GROUP METHOD -
責任表示:
村山 正治(九州大学・教育学部・教授)
MURAYAMA Shoji(九州大学・教育学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1992
概要(最新報告):
過去3年間にわたる萌芽研究の期間を通じて,ネットワーカーとして,コミュニティオーガナイザーとして,面接室のカウンセラーとして,フィールドワークを行ってきた。その成果として,九州大学の内外に留学生のために多様なサポートネットワークを形成することが出来ている。この生きているネットワークシステムの形成そのものが本研究の最大の成果である。 ネットワークシステムは,従来の組織講が集団やシステムを強調するのに比べて,一人一人の人間相互のつながりを中心としたヒューマンネットワークである。外国人留学生,日本人ボランティア,外国人の家族との深層面接調査によって次のような事実があきらかになった。外国人留学生が,日本の文化や社会に適応していくためには,来日してから半年間が極めて大切なこと,そこでは,日本語の訓練だけでなく,日本人,留学生の友人,研究室の仲間,地域住民,ボランティアなどと接触するための対人関係の能力が大きく影響していることである。従って九州大学内外に形成されてきているネットワークは,これらの外国人留学生が日本社会で研究生活をしていくうえで,心理的居場所や生活面における援助を提供するうえで極めて重要な意味を持っているといえよう。 われわれは,これらの成果を踏まえて,この生きているサポートネットワークシステムを維持しながら,国際交流の様式,在り方,日本文化との接触の仕方など外国人留学生の生きたプロセスを追跡研究していくのが今後の課題である。 研究の副産物として,外国人留学生相談室は医学モデル,つまり病人の治療にあるのではなく,援助モデル,すなわち,外国人留学生の心理・生活の両面にわたって援助していくことの重要性を示唆されたことを強調しておきたい。 続きを見る
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類似資料:

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エンカウンター・グループと国際交流 by 松本, 剛; 畠瀬, 直子; 野島, 一彦
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