ニオブ系トンネル接合を用いた高分解能放射線検出器に関する研究

閲覧数: 12
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

ニオブ系トンネル接合を用いた高分解能放射線検出器に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
INVESTIGATION ON HIGH-RESOLUTION RADIATION-DETECTORS BY THE USE OF Nb-BASED TUNNEL JUNCTIONS
責任表示:
石橋 健二(九州大学・工学部・助教授)
ISHIBASHI Kenji(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1992
概要(最新報告):
超伝導トンネル接合による放射線検出器は、半導体による検出器よりも優れたエネルギー分解能になることが原理的に予想されている。本研究ではニオブ系トンネル接合を放射線計測に用いるため、次のように基礎研究を行った。 フォトリソグラフィー法によって簡単な構造をしたNb/A1-A10x/NbのX線検出用トンネル接合を製作し、これによって5.9keVのX線を検出した。準粒子およびフォノンの相互作用を結合ボルツマン方程式を用いて解析したところ、準粒子およビフォノンのエネルギー分布は約10psで互いに平衡な分布になることが分かった。また、バルクの超伝導体内と同じ相互作用が起こりしかもバックトンネリング効果がないとすると、信号電子1個当りを生成するのに必要な平均エネルギーεは3.2△であることが分かった。 現在の技術的状況のなかでニオブ系トンネル接合で良いエネルギー分解能を得るために、放射線検出用トンネル接合の設計の最適化を試みた。その結果、トンネル接合の常伝導抵抗に最適値があり、常伝導抵抗がそれより大きくても小さくてもエネルギー分解能は劣化することが示された。 トンネル接合による放射線検出器の高度化のために、多層トンネル接合の製作したが、実験装置の不調が原因して良好な接合を製作できなかった。超伝導体の材質については、超伝導特性からはアルミニウムが注目されることが分かったが、フォトリソグラフィー法による高性能アルミニウムトンネル接合の製作には技術的な問題が残されている。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

4
液体メタン中性子検出器の試作 by 石橋 健二; ISHIBASHI Kenji
11
放射線生物学からみた臨床腫瘍学 by 平田, 秀紀; Hirata, Hideki
6
球状黒鉛鋳鉄への高分解能4Dイメージングの適用 by 清水, 一行; Shimizu, Kazuyuki; 戸田, 裕之; Toda, Hiroyuki; 山口, 森彦; Buffiere, Jean-Yves; Lachambre, …
12
X-Ray Studies Of Wood by Nagasawa, Takeo; 長澤, 武雄
4.
液体メタン中性子検出器の試作 by 石橋 健二; ISHIBASHI Kenji
6.
球状黒鉛鋳鉄への高分解能4Dイメージングの適用 by 清水, 一行; Shimizu, Kazuyuki; 戸田, 裕之; Toda, Hiroyuki; 山口, 森彦; Buffiere, Jean-Yves; Lachambre, …
11.
放射線生物学からみた臨床腫瘍学 by 平田, 秀紀; Hirata, Hideki
12.
X-Ray Studies Of Wood by Nagasawa, Takeo; 長澤, 武雄