成長軟骨細胞の分化に及ぼす各種ホルモンならびに化学物質の効果に関する研究

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成長軟骨細胞の分化に及ぼす各種ホルモンならびに化学物質の効果に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
江口 正雄(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990
概要(最新報告):
Invivoの実験系で,これまでに明らかにされていない成長軟骨細胞の分化に及ぼす各種ホルモンと化学物質の影響を,当教室で開発したEHDP(HEBP)くる病ラット成長軟骨の観察を通して明らかにしようとした。 その結果を日本整形外科学会,日本骨代謝学会,西日本整形災害外科学会等で発表したが,未発表の内容も含めて概要は以下の通りである。 (1)EHDPくる病モデル成長軟骨板における,成長軟骨細胞の分化を甲状腺ホルモン(Triiodothyronine)が促進することを発見したが,これは我々が以前に発表したカルシトニンによる成長軟骨細胞分化促進効果とはその促進機構が異なることが実験的に明らかにされた。 機構の詳細については不明であるが,甲状腺ホルモン投与の場合は,血清アルカリフォスファタ-ゼ活性の著しい上昇を示すこと,カルシトニンの場合はそれほどの上昇を示さないことである。又両ホルモンの併用投与により相乗効果がみられることも機構の相違を示している。カルシウム結抗薬の1つであるdiltiazemを併用することにより,カルシトニンの場合はその効果発現が抑制されたが,甲状腺ホルモンの場合は効果発現に変動がみられなかった。 (2)以前よりカルシトニンと異なり,低分子の化学物質であるイミダゾ-ルやThiopheneー2ーcarboxylic acidが,カルシトニンと類似した様式で成長軟骨板の石灰化を促進することを報告してきたが,本年度の実験の結果,これら2種の化学物質と甲状腺ホルモンの併用投与によって成長軟骨板の石灰化促進効果に,相乗作用がみられることを明らかにした。 続きを見る
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