好子中球による活性酸素生成とその制御機構に関する研究

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好子中球による活性酸素生成とその制御機構に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Studies on the production active oxygens by neutrophils and its regulation.
責任表示:
竹重 公一朗(九州大学・医学部・助教授)
TAKESIGE Koichiro(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1992
概要(最新報告):
好中球の活性酸素生成に関する研究を行い、次に述べる成果を得た。 1.無細胞系を用いた研究 (1)NADPHオキシダーゼの無細胞系での活性化にはリン脂質が必要であることを明らかにした。 (2)細胞質第3因子としてGTP結合蛋白質が働いており、Mg^<2+>がGTP結合蛋白質を介してNADPHオキシダーゼの活性化を制御していることを示した。また、ブタ好中球では、活性化に関わるGTP結合蛋白質は、細胞質だけてなく細胞膜にも存在することを明らかにした。 (3)シトクロムb_<558>の大サブユニットには、FADおよびNADPHを結合するアミノ酸配列が存在することを見出した。 (4)ビリルビンは、細胞質因子を失活させることにより、O_2生成を阻害することを明らかにした。 2.細胞を用いた研究 (1)ヒト好中球の走化性因子FMLP刺激によるO_2生成は、L-チロキシン、L-トリヨードチロニンによって阻害されたが、L-ジヨードチロニンによっては阻害されなかった。ヨードチロニンによる阻害は、受容体のFMLPへの親和性が低下することにより起こることが明らかとなった。 (2)電気穿孔好中球を種々刺激物質で刺激した時のO_2生成に対するいろんな阻害剤の影響を検討した結果、NADPHオキシダーゼの活性化機構には、蛋白質リン酸化酵素Cを介する経路とドデシル硫酸ナトリウムにより活性化される経路があり、前者は蛋白リン酸化酵素Cの下流のGTP結合蛋白質とNADPHオキシダーゼの間でcAMPにより阻害を受け、後者は、cAMPによる阻害を受けないことが明らかとなった。 続きを見る
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