生体膜局在化シグナルの改変による新機能膜蛋白質の開発

閲覧数: 5
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

生体膜局在化シグナルの改変による新機能膜蛋白質の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Creation of Novel Membrane Proteins by Manipulation of Sorting Signal Sequences.
責任表示:
大村 恒雄(九州大学・大学院医学系研究科・教授)
OMURA Tsuneo(九州大学・大学院医学系研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1991
概要(最新報告):
平成元年度より平成3年度まで3年間にわたって行なわれた研究の成果の概要は下記の通りである。 1.膜蛋白質の膜局在化シグナルの解析(大村、伊藤、三原):小胞体膜とミトコンドリア外膜の蛋白質について、細胞内でそれぞれの膜に特定の蛋白質を局在化させるシグナル配列の解析を行った。翻訳と共役して小胞体膜に組み込まれる蛋白質については、アミノ末端に存在する膜透過型シグナル配列と膜挿入型シグナル・アンカ-配列、および分子内に存在する膜透過停止配列の比較解析を行なって、それぞれの配列の構造特性を決定した。カルボキシ末端にシグナル配列をもち翻訳と共役せずに膜に組み込まれる蛋白質についても、小胞体膜蛋白質ミトコンドリア外膜蛋白質の比較解析を行なった。 2.改変した膜蛋白質の動物細胞、微生物細胞での発現(大村、伊藤、三原):人工膜用に開発された合成有機化合物をDNAの担体として用いて動物細胞に効率よくDNAを導入する方法を確立した。微生物では、酵母と大腸菌を用い、種々の膜蛋白質を発現させることができた。また、シグナル配列を改変した膜蛋白質の細胞内局在性の変化もCOSI細胞などでの発現で確認できた。 3.人工膜を形成する合成有機化合物の開発(国武、石橋):リン脂質をモデルとして、水中で二分子膜を形成する合成有機化合物を開発し、分子構造と膜形成能の関連を詳細に検討した。 4.人工膜への蛋白質の組み込み(国武、石橋):合成有機化合物から作った人工二分子膜の親水層に水溶性蛋白質を固定することに成功した。固定した蛋白質は乾燥フィルム中でも安定であり、ミオグロビンについては、ヘムを指標として調べた結果、分子が人工膜内で一定の方向に配向していることを確認した。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

4
小胞体膜蛋白質の小胞体への残留機構 by 三原 勝芳; MIHARA Katsuyoshi
4.
小胞体膜蛋白質の小胞体への残留機構 by 三原 勝芳; MIHARA Katsuyoshi