HLA遺伝子導入マウスを応用したHLAアロ抗原に特異的な単クロ-ン抗体の開発

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HLA遺伝子導入マウスを応用したHLAアロ抗原に特異的な単クロ-ン抗体の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Production of monoclonal antibody specific to HLA by utilizing HLA transgenic mice.
責任表示:
西村 泰治(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
NISHIMURA Yasuharu(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1991
概要(最新報告):
骨髄移植をはじめとする臓器移値においてドナ-とレシピエント間の主要組織適合抗原(HLA)を一致させることは、移植臓器の生着率を向上させるために非常に重要である。このためにはHLAタイピング用の抗血清を必要とするが、現在のように経産婦血清の中から抗HLA抗体をスクリ-ニングする作業は時間と労力を要し、しかも抗血清が有限であるために安定した抗HLA抗体の供給は困難である。本研究はHLA遺伝子を導入したトランスジェニックマウス(TGM)を作製し、これにヒト細胞を免疫する事により、HLAのアロ抗原性を特異的に認識する単クロ-ン抗体を作ることを目的とし、以下の成果を納めた。1)HLAーDQw6αおよびβ鎖遺伝子を導入し、DQw6分子を発現したTGMを樹立した。2)HLAーDRα鎖遺伝子を導入しDRαEβ分子を発現したTGMを樹立した。これらのTGMに発現されたHLA分子は免疫学的な機能を有し、マウスリンパ球に混合リンパ球培養反応を刺激し、導入したHLA分子に対するトレランスを誘導し、更に特定の抗原に対するマウスの免疫応答性を変化させた。3)HLAーTGMにヒトBリンパ茅球様細胞株を免疫し、その脾細胞をマウス骨髄腫細胞株と細胞融合することにより、HLAーDRαに関連したHLAクラスII分子のアロ抗原性を識別する単クロ-ン抗体を分泌するハイブリド-マを数種類樹立した。 現在、他のHLAクラスII遺伝子を発現するTGMを続々と樹立中であり、これらを利用することにより、多様な特異性を有する単クロ-ン抗体を作製することが出来るものと期持される。 続きを見る
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