機能性有機材料の高圧下における光物性計測

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機能性有機材料の高圧下における光物性計測

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Photo-Physical Measurements of Fuctional Organic Materials under High Pressure
責任表示:
松重 和美(九州大学・工学部・教授)
MATSUSHIGE Kazumi(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1990
概要(最新報告):
本研究は高圧下光物性測定システムを製作し、光・電子機能性が注目される有機材料を対象に機能性発現と構造との相関性を解明することを目的とし、以下のような成果を得た。 1)5000気圧までの光吸収(反射)スペクトル・光電導測定の迅速測定およびRaman散乱・光電変換測定が可能な高圧下光物性測定システムを製作し、所望する性能が確認された。 2)代表的な光伝導性高分子PVKーTNF分散系試料に対する高圧下光吸収スペクトル測定を行い、圧力の増加に伴う400nm付近のピ-クの上昇およびその赤方遷移、および420〜680nm領域での光吸収量の増加が観測された。はぼ同様な変化は試料中のTNF分率を増加させたときにも観測されることから、圧力の印可は分子鎖間のパッキングやCT錯体形成の向上をもたらすことが示唆された。 3)強誘電性を示す高分子として注目されている(VDF/TrFE)共重合体の高圧下ラマン散乱およびX線回折測定等を行い、高圧下ではgaucheからtransへのconformation変化、より完全な結晶作成、相転移の次数変化等が誘起されることが判明した。 4)尿素ーパラフィンアダクツ結晶の高圧下における固相相転移挙動に関して新たな知見が得られた。 e)フォトダイオ-ドアレイを検出器としたマルチ測光分光光度計を用い、筋原繊維タンパク質(ミオシンB)のゲル化過程を追跡し、PHやNaCl濃度および反応時間により透過スペクトルは大きく変化することが観測された。更に、こうしたゲル化の進行に伴う光透過スペクトル変化は圧力の印可によっても顕著な影響を受けることが見いだされ、現在その詳細について解明中である。 続きを見る
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