近世五山の国際関係資料の調査研究ー京都金地院所蔵未整理資料を中心にー

閲覧数: 20
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

近世五山の国際関係資料の調査研究ー京都金地院所蔵未整理資料を中心にー

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
An Investigation of Gozan Materials Related to Foreign Affairs in the Early Modern Period : Unclassified Materials in Kyoto's Konchiin Archive
責任表示:
中村 質(九州大学・文学部・教授)
NAKAMURA Tadashi(九州大学・文学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1990
概要(最新報告):
京都金地院は、周知のごとく南禅寺を再興した以心崇伝が住した同寺の塔頭の一つである。崇伝は、徳川家康の信任を得て、寺社および外交関係事務を管掌し、内政上でも秀忠・家光期まで「黒衣の宰相」として活躍した。同院所蔵の「異国日記」・「異国渡海御朱印帳・異国近年御書革案」「本光国師日記」等は夙に著名であるが、その他所蔵資料については、収蔵庫収納品のみが昭和56年に櫻井景雄氏らによる、ごく簡単な仮目録があるに過ぎない。 (1)本研究は、金地院の収蔵庫にもとより、本堂・庫裡等に散在する古文書・古記録、障壁画、墨跡等にいたるまで悉皆調査を完了し、 (2)東博・京博等へ寄託中の、国宝・重文指定の記録・絵画を調査し、その讃などで、従来知られている刊本等との字句の異同を明らかにし、 (3)明治期に同寺より流出し、現在東京大学史料編簒所に架蔵される「五山衆試文・杜鶴文集」「本光国師大和尚入山記」「五山碩学并朝鮮修文職次目」「金地日録」等を採訪し、以上の総目録を完成させた。 (4)主要資規や資料の存在状況について、解説を施した。 (5)以上により、崇伝の外交・寺社・文教および寺院経営のほか、彼をめぐる幕閣・諸大名との関係がより鮮明になった。 しかし崇伝の死後、外交機能は老中や長崎奉行へ、寺社統制権は寺社奉行に斬次吸収され、五山の上に位した南禅寺一金地院の実権は衰退しながら幕末に及ぶことが「金地役記」等から知られる。 (6)什器類のうち、陶磁器については専門的知識を欠くので、調査から除外した。その数量は多くはない。 (7)対馬の以町案の位置には数説あり、現段階では正確な場所を確定するには材料不足と言わねばならない。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

2
朝鮮通信使と石川丈山 : 「日東の李白」考 by 若木, 太一; Wakaki, Taiichi
8
朝鮮通信使の光と影 by 嶋村, 初吉
3
福岡藩儒竹田春庵と朝鮮通信使 by 大庭, 卓也; Oba, Takuya
4
朝鮮通信使と京都 by 仲尾, 宏
2.
朝鮮通信使と石川丈山 : 「日東の李白」考 by 若木, 太一; Wakaki, Taiichi
3.
福岡藩儒竹田春庵と朝鮮通信使 by 大庭, 卓也; Oba, Takuya
4.
朝鮮通信使と京都 by 仲尾, 宏
8.
朝鮮通信使の光と影 by 嶋村, 初吉