前近代における南西諸島と九州との関係史的研究

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前近代における南西諸島と九州との関係史的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Reserch Relating to the Southwest Islands and Kyushu in the Early Modern Period.
責任表示:
丸山 雍成(九州大学・文学部・附属九州文化史研究施設・教授)
MARUYAMA Yasunari(九州大学・文学部・附属九州文化史研究施設・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1990
概要(最新報告):
本研究は,まず第1に,古代・中世における南西諸島と九州との政治・経済・文化的関係,さらにわが国による琉球征服と支配の特質などを究明するとともに,第2に,首里王府とその管属の諸島を政治・貿易・財政・市場構造・社会情勢・廃藩置県と琉球処分,等々の諸視点から,幕末・維新期における九州・南西諸島の果たす歴史的役割,相関関係を再検討する目的,方法をとった。 平成元・2年度を通じて,九州・沖縄各地での研究打合わせ会・発表会による情報交換,研究方法の討議,南西諸島関係図書・史料の網羅的収集に全力を注ぎ、これに基づき分担研究者の成果発表が行われ,かつ今後も続行する予定である。その現時点までの研究成果は,報告書に収めているが、特筆すべき諸点を時代順に示すと,日本律令制の形成以前,特に弥生時代初期の南西諸島の文化内容と九州との関係,考古遺物による帆船交通の分析が行われ,日中両国の律令検討と日本および周辺諸国。諸地域(琉球を含む)の文化摂取の基礎考察がなされたことは大きい。また,「古琉球」の問題についても,考古遺物や諸文献による新たな多角的検討が開始されたことは、琉球史の時代区分の問題にまで発展するものと推測される。日本の中世における,琉球の政治・外交・経済上の位置づけは,多様な問題をはらみ、今後の研究課題となった部分も少なくないが,織豊期および江戸初期は,政治・軍事上にも文化的にも特筆すべき事柄が多く、新たな解明がなされた。豊臣政権の朝鮮出兵と琉球への軍役負担要求,茶の湯の伝播なども一例である。徳川政権下での島津氏による琉球征服も、明清交替の争係をからめて研究の深化がなされ,国際的規模での情報伝達と収集の視点から捉え直し,幕府や清朝への琉球使節への派遣問題、薩摩ー琉球の政治・経済的関係,さらに琉球王府の政治展開の特質と動揺の実態等々が、詳細に究明された。 続きを見る
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