生物を含む環境トリチウムの変動解析

閲覧数: 5
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

生物を含む環境トリチウムの変動解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
高島 良正(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989
概要(最新報告):
昨年度までの6年間に亘るトリチウムの環境動態に関する計画研究により天然水(海水、河川水、雨水等)中のトリチウムの測定法とバックグラウンドレベルの評価はほぼ完了することができた。そしてその間に動植物体におけるトリチウムの測定と挙動についての研究が芽生えてきた。ヒトを含む動植物体中のトリチウムの測定法と体内動態を知ることは、公衆の放射線被曝評価を行うため必須のことである。 そこでこれまで行ってきた天然水や大気中トリチウム濃度の変動要因の追跡に加えて、動植物体中のトリチウム測定法の改良、環境→食品→人体へのトリチウムの移行、土壌や動植物体によるトリチウムの酸化等に関する研究を行い、環境トリチウムの研究を総合的に行った。 生体中の低レベルトリチウムを測定する場合、いろいろな問題があり方法論的に確立されていないが、通常の加熱燃焼法と大型の酸素プラズマ燃焼法について比較検討し、それらの長所、短所を明らかにし、前処理法に格段の進歩がみられた。 気体状のトリチウム(HT)の環境中での水への酸化の問題については複数の研究室で、実験室内のモデル実験を行い、無機物、紫外線、土壌、植物による酸化物の研究が行われ、次第にその全 が明らかになってきた。 食品中のトリチウム濃度に関しては、生鮮食料品、米、輸入食品について測定され、ヒトの内部被曝評価のための基礎データが得られた。 植物(とくに松葉)の自由水トリチウムと有機結合型トリチウムの比が1以上になる原因、機構についてはいろいろ実験的に検討されたが、自然環境条件を実験室内で再現することが難しく、結論は得られていない。更に研究する必要がある。 続きを見る
本文を見る

類似資料: