深部腫瘍に対する温熱療法の研究

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深部腫瘍に対する温熱療法の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
杉町 圭蔵(九州大学・医学部・教授)
古賀 成昌(鳥取大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989
概要(最新報告):
深部腫瘍の温熱治療成績向上を目的として以下の研究を行った。 1.温熱治療中の生体組織内温度を無侵襲的に計測する方法を開発した。更にコンピューターシミュレーションによる検討、体表冷却用ボーラスによる影響の解析を行った結果、実用化に近づいた(水品)。 2.末梢循環の温熱効果に対する影響を解析する上で、従来、適切な実験系がなかった。そこでダイナミックファントムを用いた末梢循環のモデルを考案し、応用した結果、生体内のシミュレーションとして良好なモデルであることが判明した(中津川)。 3.深部腫瘍に対して放射線、化学療法を組み合わせた温熱治療法の確立を目指した基礎的及び臨床的研究を行った。 深在性腫瘍に対する温熱効果を肝癌・膵癌等の腹腔内腫瘍について臨床的に検討した。特に原発部位の違いにより腫瘍内温度分布や抗腫瘍効果に差が生じることが明かとなった(柄川)。肝腫瘍に対して放射線、化学療法、肝動脈塞栓療法を併用した温熱療法を行い、その効果を画像診断、腫瘍マーカー及び18FDGによるポジトロンスキャンを用いて多角的に測定した結果、多角的解析の意義が示された(阿部)。泌尿器領域腫瘍に対し温熱療法を放射線、化学療法併用にて施行し、抗腫瘍効果並びに除痛効果の点で有用性を示した(久住)。5ーFUをはじめとしたフッ化ピリミジン系薬剤と温熱の併用効果とそのメカニズムを基礎的に検討した(前田、杉町)。食道癌に対して温熱、化学、放射線併用療法を施行して、その効果を臨床的、病理組織学的に検討した(井手)。食道癌に対する温熱療法の効果をあらかじめ予知する目的で温熱感受性試験を行った結果、実際の臨床効果と良く相関し、感受性試験の有用性が明かとなった(杉町)。固形腫瘍内に存在する低酸素細胞は一般に治療抵抗性を示すので、特に低酸素細胞をターゲットとした温熱制癌剤併用療法を開発した(杉町)。 続きを見る
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類似資料:

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