酸化物超電導体の線材加工に及ぼす製造条件の影響

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酸化物超電導体の線材加工に及ぼす製造条件の影響

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
小野寺 龍太(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989
概要(最新報告):
本年度に得られた結果は次のようにまとめられる。まず超電導粉末充填金属管の細線加工に関しては1.銀被覆管を用いた直径6mmから1mmまでの靜水圧押し出しおよびスウェージング加工は銀管の肉厚によらず容易に行いえた。これは銀管に割れがはいるアルミナ充填の場合とは異なっており粉体の性質が加工の成否に影響を与えることを意味している。2.ローラーダイス引き抜き加工では管材の肉厚不同や時には割れが生じた。3.成形時の加工圧力を高めるため銀管の外側を他の金属管で被覆した場合外管の強度が銀管のそれの2倍以上になると(軟鋼)、断面減少率が85%以上で内部の粉体部に周期的なくびれが発生し均一な加工は行い難かった。4.直径1mmの線材を圧延する場合(1)銀管の肉厚が半径の1/10以下になると銀管に割れが生じた。(2)1パス当たりの圧下量は0.1mm以下が望ましいがその場合も板厚0.2mm以下で粉体部に内部くびれが生じた。(3)潤滑は板の幅広がりを抑えまた粉体部の均一変形にも効果がある。つぎに磁束ピンニングセンターとしての可能性がある双晶界面の制御を行うために550℃(斜方晶温度域)でYBCO焼結体の圧縮加工を行った。圧縮応力の上昇に伴って圧縮面での(200)面回折強度に対する(020)面強度は急激に減少した(面指数は(abc)を意味しa軸の格子常数>b軸の格子常数とする)。この事は550℃の圧縮変形によって圧縮方向に沿う長いa軸を短いb軸に交換するタイプの双晶変形が生じたことを示している。これは偏光顕微鏡からも確認された。この方法は双晶量を人為的に変える事を可能にするので双晶界面のJ_Cへの効果を調べる場合に有用であろう。より高温の正方晶領域で圧縮変形をおこなって底面すべりによる結晶のC軸配向の可能性を検討した。840℃以上で降伏応力が急激に低下し変形が容易になり、また圧縮面でのC面回折強度が相対的に強くなることが見いだされた。この配向化はBiーpb系でも同様に観察された。 続きを見る
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