儒教文化圏の経済と文化

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儒教文化圏の経済と文化

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
丸山 雍成(九州大学・文学部附属九州文化史研究施設)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989
概要(最新報告):
役割分担の〔1〕は、日本の儒学・中国研究が、かつて世界的水準の実証主義的な学術研究を達成しながら、研究の細分化と中国全体の本質洞察への学的鍛練や眼識のよわさから、その発言力を自ら封じてしまった反省の上に立ち、現時の台湾・香港・アメリカ等における新儒教主義の活発な研究動向に対応して、中国の伝統文化・儒教の研究を現代関心の下に再構築する必要性を説いている。 〔II〕の(1)は、幕藩制国家が儒教倫理を封建的主従制の中に採りいれ、領主層は儒学者を政治改革の理念提供・主導者にすえたこと、特に九州諸藩でも名儒の宰臣などが簇出、儒学教育の場である藩校で実学の導入伝授を行い、近代化の素地が養成された側面を指摘する。(2)は、石の橋を通じて、近世の日本・琉球・韓国・中国を比較検討、儒学の「治国平天下」の思想を考察して、全体では各自異なるが、前二者は石の橋の例にみるように技術上の改良を推進、近代化に成功した事情を説明する。(3)は、儒教思想が中国・韓国・日本で仏教や神道などと習合し、国家の祭祀儀礼を通じて統一ある社会・家族制度を発展させたが、そこでは儒教の天帝信仰がキリスト教受容の有力な基板を提供したとする。 〔III〕の(1)は、中国人・ヨ-ロッパ人の台湾認識を、伝存の地図や地名などから考察し、台湾を中国人が“龍"と見、ヨ-ロッパ人が“美しい国(島)"と呼んだことを、中国古来の風水思想とヨ-ロッパ人の地理思想の対比で把え、この台湾認識が土地利用や開発にどう関係したかを解明しようとする。(2)は、九州地方の近世的伝統をもつ商工業者と、明治以降台頭した在地の自生的資本家層が、日本の近代化過程に示した活動と役割の究明に対する儒教倫理の視点の有効性を検討、これら集団が早い時期から対外的活動に強い関心を示していたことを重視して、比較史的方法を導入する。 続きを見る
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