歯肉粘膜の加齢変化に関する免疫組織学的研究

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歯肉粘膜の加齢変化に関する免疫組織学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Immunohistochemical Study of Age-dependent Changes in the Gingival Tissue
責任表示:
坂井 貴子(九州大学・歯学部・講師)
SAKAI Takako(九州大学・歯学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1991
概要(最新報告):
歯周組織の加齢変化を明らかにするために、生後1週齢から80週齢のマウスの下顎第一臼歯の歯周組織を組織学的に観察するとともに、蛍光抗体法と免疫電顕法により、各組織におけるI型コラ-ゲン、III型コラ-ゲンおよファイブロネクチンの分布を検索した。歯槽骨量は、20週齢までに増加し、歯根膜に面する壁は次第に平坦になるが、以後徐々に骨量を減じ、壁は凹凸不整となったことから、20週齢がタ-ニングポイントであると考えられる。I型コラ-ゲン、III型コラ-ゲンおよびファイブロネクチンの分布は週齢間で差はなかった。セメント質の歯根への添加に伴い、歯根膜腔は増週齢的に狭小となった。歯根膜細胞数は増週齢的に減少した。歯根膜線維は、2週齢以後、歯根面から歯槽骨まで歯冠側方向へ、方向性の明瞭な走行を示したが、20週齢以後、歯槽骨骨頂部で走行方向が不明瞭となり、また各線維束間は粗であった。この線維に一致してI型コラ-ゲンとIII型コラ-ゲンが同様に染色され、これら両コラ-ゲンが歯根膜線維の成分であることを確認した。III型コラ-ゲンはさらに、20週齢までの接合上皮の根尖側限界に隣接する線維束と歯槽骨壁に近傍する線維束で強く染色され、線維束の形成が盛んに行われていることが伺われた。30週齢以後、接合上皮の根尖側限界が根尖側へ移動し、接合上皮の外側基底膜に一致してファイブロネクチンが染色され、ファイブロネクチンの、接合上皮の深行増殖への関与が示唆された。歯肉外壁上皮には大きな変化はなく、粘膜固有層において線維芽細胞数の減少と線維の増加が観察され、線維網に一致したI型コラ-ゲンの染色強度が増週齢的に増加した。 続きを見る
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