液膜法によるパラジウムの新しい分離精製法に関する基礎的研究

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液膜法によるパラジウムの新しい分離精製法に関する基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Novel Technique of Separation and Purification of Palladium with Liquid Membrane
責任表示:
近藤 和生(同志社大学・工学部・教授)
KONDO Kazuo(同志社大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989-1990
概要(最新報告):
1.ジドデシルモノチオリン酸によるパラジウムの抽出をその抽出をその抽出機構の解明を目的として、分散液滴型攪拌槽および平面接触型攪拌槽を用いて行った。また、この抽出試薬によるパラジウムのロ-ディング実験および抽出剤の界面張力の測定も行ッた。抽出速度に及ぼす各濃度依存性を検討し、これに基づき4種のクロロパラジウム錯体種が関与する界面反応モデルを堤出した。このモデルにより、抽出速度を解析した結果、各クロロパラジウム錯体種と界面吸着した抽出試薬との間の界面反応速度定数を得た。 2.上記の系における抽出速度に及ぼすチオシアン酸イオンのトランス効果について検討した。チオシアン酸イオンの添加により約600倍の加速効果がみられた。3種のチオシアン酸クロロパラジウム錯体と抽出試薬との界面反応を考慮して実験結果を解析した。 3.アルキル鎖長の影響について検討するためにジオクチルモノチオリン酸によるパラジウムの抽出速度を測定した。その結果はジドデシルモノチオリン酸と同様の抽出機構で説明できたが、速度定数はやや大きくなることがわかった。 4.乳化型液膜によるパラジウムの抽出について検討した、まず、逆抽出試薬としてチオ尿素を選び、ジオクチルモノチオリン酸ーパラジウム錯体の逆抽出平衡の測定を行ない、その平衡定数を求めた。次に、チオ尿素の高酸性水溶液を逆抽出液とするパラジウム錯体の逆抽出速度を平面接触型攪拌槽を用いて測定し、各濃度依存性について検討した。これらの結果より、液膜透過機構は非常に復雑なことが推察され今後の検討課題として残された。 続きを見る
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