非線型発展方程式の解の漸近挙動

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非線型発展方程式の解の漸近挙動

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
中尾 愼宏(九州大学・教養部・助教授)
中尾 慎宏(九州大学・教養部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1989
概要(最新報告):
本研究は、数理物理学に現われる代表的な偏微分方程式を中心に、非線型発展方程式の解の漸近挙動を調べることを目的とした。そして、その方法として、解析的方法、位相的方法、幾何学的方法、さらに作用素論・エルゴ-ド論等の抽象的方法を組み合せることをもって特色とするものであった。これらの目的、特色は勢い、多くの分野の研究集会にそれぞれの分担者が出席し、討議を行うことを、研究を進める上での実際的な活動とならせ、研究費用も大部分そのための旅費として使用されることになった。以下、主な研究成果を述べる。 1.解析的方法。代表者中尾は、非線型波動方程式の大域解、周期解の存在、正則性およびエネルギ-減衰等について多くの結果を得た。さらに、幾何学的にも重要な準線型楕円型方程式の分岐解の構造を、位相的方法も取入れて決定した。加藤は、抽象的な作用素論を利用して、流体の方程式についてその大域解の一意存在を保証する空間を考察した。 2.位相的方法。鎌田は、S^1およびZ_2が変換群としてマンパクト多様体に作用する際の固定点多様体の特性数を、C^∞写像の横断近似定理を利用して調べた。固定点問題を非線型偏微分方程式の解の存在定理やattracterに応用することは興味深い今後の問題と思われる。 3.幾何学的方法。佐藤は、単有理多様体の構造について著しい成果をあげた。また、風間は、弱い擬凸性をもつ多様体での〓問題の研究を行い重要な結果を得た。これらは、非線型方程式の解の多様体としての構造を調べる上で有効であろうと思われる。 4.作用素論・エルゴ-ド理論による方法。幸崎・浜地は共同して、III型因子環の指数理論を深化させつつ、そのエルゴ-ド理論への応用に新境地を拓いた。これは、非線型方程式の解のカオス的挙動の把握に有効になるかも知れない。今後の研究課題である。 続きを見る
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