超電導磁場の生物作用に関する研究

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超電導磁場の生物作用に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Biological Effects of Super-Conducting Magnetic Field
責任表示:
安徳 重敏(九州大学・医学部・教授)
ANTOKU Shigetoshi(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1990
概要(最新報告):
超電導磁場の生物に及ぼす影響を細胞レベルでは4種の異なる株について,又動物レベルではマウス血清成分とマウス胎仔について調べた。 1.細胞レベルで,6.3Tの静磁場に15時間曝露しても対照群との間に有意差のみられなかった生物学的指標は次の通りである。i)細胞の増殖,ii)細胞のコロニ-形成能からみた生存率,iii)細胞のRNA,DNA,蛋白の合成能,iv)微速度顕微鏡写眞撮影からみた分裂系図及び分裂遅延v)細胞の染色体異常の5つの指標であった。 一方磁場の影響と推定される指標は^3Hーウリジンを取り込ませた細胞から^3Hの流出量による細胞膜の透過性であった。曝露時間が長くなるほど^3Hの流出量が小さくなり,透過性が低下する結果が得られた。 フルオサイトメ-タによる細胞周期の測定では,対照群に比べてS期がやゝ少なく,G_2-M期の細胞が多く,曝露直後ではDNAの合成能の低下が示唆された。 2.マウス胎仔の催奇性に及ぼす磁場の影響については,ICR母マウス対照群50匹,磁場曝露群84匹で,胎仔数はそれぞれ649匹と1087匹について1腹当りの胎仔数,胎仔体重,生存または死亡胎仔数,外表奇型ならびに骨格染色法による骨格奇型を調べた。磁場の曝露は6.3Tで妊娠7日目から14日目まで毎日1時間とした。対象とした指標について統計的有意差検定を行なったが,いづれの指標についても有意差はなかった。 3.マウス血清成分についてはC3Hマウスを6.3T,2時間曝露し,0,1,2,3,4週目に〓殺して総蛋白,トリグリセライド,グルコ-ス,総コレステロ-ル,HDLーコレステロ-ルを測定したが対照群との間に有意差はなかった。 体重,肺,胸腺,肝,脾,腎重量も同様であった。 これらの結果は,静磁場の生物学的影響は無視できることを示唆している。 続きを見る
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