実験的くる病モデルを利用した石灰化調節物質の開発

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実験的くる病モデルを利用した石灰化調節物質の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
江口 正雄(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988
概要(最新報告):
カルシウム調節物質として知られている薬物が骨軟骨の石灰化、骨形成、骨吸収にどのような影響を与えるかについて実験的研究を行なった。実験動物はFisher344めすラットとし、当教室で開発したEHDPくる病とストロンチウムくる病ラットをモデルとして採用した。その結果をInternational Orthopaedics、日本整形外科学会、日本骨代謝学会において発表した。結果の概要は以下の通りである。 1.EHDPくる病モデルにおいて、石灰化が障害された成長軟骨には、Imidazole投与によって石灰化の促進効果がみられた。この促進効果は以前に報告したCalcitoninの効果と類似していた。又、Imidazole投与による石灰化促進効果はCa拮抗薬の1つであるdiltiazemの併用によって抑制されることを明らかにし、Imidazoleの効果発現機構に考察を加えた。 2.EHDPくる病モデルにおいて、甲状腺ホルモン(Triiodothyronine)の投与による成長軟骨における石灰化促進効果をはじめて明らかにした。成長軟骨細胞に対する甲状腺ホルモンの効果をin vivoで明らかにしたもので今後の検討に興味が持たれる。促進効果の発現様式は1,25(OH)Dによるものと類似した面もあったが、血清Ca及びアルカリフォスファターゼ活性に及ぼす効果が異なるのでそのメカニズムは異なっていた。 3.ストロンチウムくる病ラットモデルを用いて、これまでに明らかにしてきたEHDPくる病における1,25(OH)D、Calcitoninの示す石灰沈着促進効果を検討した結果これら両薬剤が、ストロンチウムくる病においても石灰沈着促進効果を示すことが明らかとなった。1,25(OH)D及びCalcitoninの効果の普遍性が証明された。 続きを見る
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