農産物の除湿冷風乾燥法の研究

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農産物の除湿冷風乾燥法の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
志賀 徹(九州大学・農学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988
概要(最新報告):
1.除湿冷風乾燥装置の開発 ヒートポンプシステムを利用し、低温高湿貯蔵庫としても可能な除湿冷風乾燥装置を開発した。圧力調整弁により加熱コイルを高圧に保った結果、外気温が比較的低い時期でも装置内温度35℃まで上昇でき、湿度は約8%まで除湿できた。また温度変動はほとんどなく、相対湿度も1%RH幅で高精度に制御でき、安定した好結果が得られた。ヒートポンプシステムとしての除湿時の成績係数は9.3であった。ただし本システムは熱バランスをとるため室外に熱交換器を有し、余分な熱量を排棄するためエネルギ収支的には問題を残した。 2.シイタケの除湿冷風乾燥 初期含水率75〜93%w.b.のシイタケは乾燥初期約1.5時間の恒率乾燥期間を経て、以後急速に乾燥し50℃乾燥区では約18時間、30℃では35時間で乾燥した。除湿冷風乾燥(温度32℃)では乾燥に約24時間を要したが、乾燥結果は良好で、温度によるヤケのない白い色調に仕上がった。一方乾燥後再び水に浸して水戻しを行なった水分吸収実験ではほぼ30分以内に乾燥前の含水率まで回復し、乾燥によって生じた表面のしわ等の変形も認められず良好な復元性を示した。除湿冷風乾燥により水戻しを行なってもほとんど生シイタケの状態に戻せることが明らかになった。 3.千切り大根の除湿冷風乾燥 千切り大根は高湿時には天日では乾燥が不可能であったが、除湿冷風乾燥により5〜8時間で含水率約20%w.b.まで乾燥できた。色調も熱風乾燥時のような茶色ではなく白く仕上がり、その後の利用には適していると考えられた。 なお、その他、タケノコ、トウガラシ等の乾燥を試みたが、若干時間を要するが品質は極めて良好で、除湿冷風乾燥の品質保持効果が確認された。 続きを見る
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類似資料:

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熱エネルギーのエクセルギー低損失変換 by 藤田 恭伸; FUJITA Yasunobu
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