直交ばりを有する鋼柱はり接合部の最適強度に関する実験的研究

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直交ばりを有する鋼柱はり接合部の最適強度に関する実験的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Experimental Study on Optimum Strength of Beam-to-column Connection Consisting of Wide Flange Members with Out-of-plane Beams
責任表示:
牧野 稔(九州大学・工学部・教授)
MAKINO Minoru(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1989
概要(最新報告):
H形鋼強軸部材で構成する骨組を対象に、せん断塑性変形能力に優れた柱はり接合部(パネル)の復元力特性を骨組の終局耐震設計に積極的かつ適切に活用するため、パネルと部材の相対強度およびパネルに接続する柱断面のフランジ幅厚比を変数として、骨組の中の直交ばりを有するパネルの耐力変形特性を実験的に調べた。その結果をまとめると以下のようである。(1)パネル部材降伏比αの値がおよそ0.4を境にして、パネルを含む骨組の弾塑性変形性状は異なる。(2)αの値がおよそ0.4を越える骨組では、直交ばりが接合部パネルの最大せん断耐力τmax/τy(無次元せん断応力度)の上昇に与える効果は小さい。(3)αの値がおよそ0.4を越える骨組では、直交ばりが有る骨組の最大耐力時までのエネルギ-吸収量Wは直交ばりが無い骨組のエネルギ-吸収量WNより小さくなる場合がある。(4)αの値がおよそ0.4を越える骨組では、柱断面のフランジ幅厚比の違いがτmax/τyおよびW/WNに与える影響はほとんどない。しかし、柱断面幅厚比が15の場合、10の場合と比較して骨組最大耐力以後の耐力低下が大きい。(5)αの値が0.4以下の骨組では、直交ばりが接合部パネルの最大耐力τmax/τyの上昇に与える効果は大きく、αの値が小さくなるほどその効果は大きい。(6)αの値が0.4以下の骨組では、直交ばりが有る骨組の方が無い骨組より最大耐力時までのエネルギ-吸収量は大きい。(7)αの値が0.4以下の骨組でも、柱断面のフランジ幅厚比の違いがτmax/τyおよびW/WNに与える影響はほとんどない。(8)部材断面のフランジ幅厚比の値に無関係に直交ばりのパネルへの補鋼効果による骨組のエネルギ-吸収能力の向上や復元力特性の安定性が期待できるので、直交ばりが有る現実の立体骨組を考慮すると、パネル部材降伏比αの値が0.4程度の骨組構成が耐震性能上望ましい。 続きを見る
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