後期更新世のESRおよびTL年代測定に関する研究

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後期更新世のESRおよびTL年代測定に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study on ESR and TL dating for late Pleistocene rocks
責任表示:
林 正雄(九州大学・工学部地熱開発センター・助教授)
HAYASHI M.(九州大学・工学部地熱開発センター・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1989
概要(最新報告):
ESR年代測定については、地熱帯産の若い石英の年代を求め、数万年以下の試料でも測定が可能であることを示した。また、TL法では測定が不可能な低結晶質の石英でも、ESR法では年代測定が可能てあることを示した(地熱学会誌)。ジルコンでは、種々の元素をド-プした合成ジルコンに現れる信号が放射線に関係しており、特にg=2.008の信号は放射性元素の壊変に伴うα粒子によると推定した。これはCaをド-プしたジルコンに熱中性子を照射して^<40>Ca(n,&alpha;)^<37>Ar反応を起こし、人工的に信号を生じさせることに初めて成功した(J.Min.Petr.Econ.Geol.)。 TL年代測定については、ジルコンが熱螢光量が強く、若い岩石年代測定に有望であるとが確かめられた(FTニュ-スレダ-)。また、年間線量を見積る方法として、α線スペクトロメ-タで測定するケ-スと、試料とTL素子を混合し放射線量を測定するケ-スについて、その妥当性を検討した。前者はジルコンがかなり大量に必要であるが、後者は10mg程度でも測定可能であり、実用的であることが明らかとなった(発表予定)。 FT(フィッション・トラック)法については、若いジルコンのユッチング特性を明らかにし、若い試料でもエッチングを十分に行えばトラック密度は飽和状態に達し、年代測定が可能なことを確めた(Nucl.Tracks)。 上の3手法について、本質ジルコンと時代の異なる異質ジルコンを結晶形態の定量記載によって識別できることを示し(情報地質)、さらにこの記載法が地球科学の諸分野で利用できることを報告した(地質学雑誌印刷中)。 続きを見る
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