大気海洋大循環九州大学モデルの開発と気候の研究

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大気海洋大循環九州大学モデルの開発と気候の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of Kyushu University Atmosphere-Ocean General Circulation Model and Research of Climate
責任表示:
瓜生 道也(九州大学・理学部・教授)
宮原 三郎(九州大学・理学部・助教授)
MIYAHARA Saburo(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1990
概要(最新報告):
本研究は大気海洋結合大循環モデルを開発し、エルニ-ニョ,ENSOなどの短期経年気候変動を定量的に解明することを目的として。研究は主に二つの方法を使って実行された。 一つは理論的基礎を固めるために、大気海洋相互作用の基礎研究として、単純化された大気海洋結合モデルを用いて、いくつかの数値実験を実行した。これらの実験では、エルニ-ニョ発生の必要条件について調べた、また実際のENSOサイクルの発生実験も行った。この結果、次の事が明らかになった。エルニ-ニョの発生には、西太平洋赤道域での海洋蓄熱量が高いことと,大気中の西風バ-ストが必要である。また、ENSOサイクルの発生には,西太平洋西側の陸上に於ける加熱が重要や役割を担っている。陸上加熱は西太平洋上にモンス-ンによる偏東風を引き起こし,赤道湧昇を引き起こしてエルニ-ニョを終息させるとともに,次のイベントに必要な西太平洋への暖水の蓄積を開始させる。ENSOの周期は、海洋中の赤道ロスビ-波の反射周期が決定するのではなく、陸上加熱の相対的強度に依存することが示された。 二つめは,大気大循環モデルと簡単化された海洋モデルを結合したものを用いてより現実的な大気の変動について調ベた。この場合、一定の海表面温度を与えた場合には、大気中には東進する季節内振動が現れる。ところが、海洋を結合モデルに替えると,季節内振動の他によりゆっくり東進する周期の長い擾乱が現れ,階層構造をなす。このゆっくりした擾乱は,上記の簡単化されたモデルで実現される大気海洋結合擾乱と類似した構造を持っている。 これらの研究により,エルニ-ニョ,ENSOの発生・維持・繰り返しの機構をかなり明確に解明することができた。 続きを見る
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