李朝時代仏教絵画の調査研究ー在銘作品を中心としてー

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李朝時代仏教絵画の調査研究ー在銘作品を中心としてー

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Invertigation and Study of Buddhist painting in the Yi
責任表示:
菊竹 淳一(九州大学・文学部・助教授)
KIKUTAKE Jun-ichi(九州大学・文学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1990
概要(最新報告):
李朝時代(1393ー1910)は排仏興儒の政策がとられたために優れた仏教美術作品が少ないといわれてきた。ところが日本国内に残る仏教絵画は200点を越える作品があり、その中の40点ほどの作品には、いつ、だれによって、何のために制作されたかを記した銘文がある。これら在銘作品を調査することにより、李朝時代の仏教絵画の特色を明らかにすることができる。(1)李朝時代の仏教絵画の図像は、高麗時代以来の伝統性が強いものと、李朝時代に入って作られた革新性が強いものとの二つに大別できる。そして、伝統性の強い作品は17世紀初期までに集中して制作され、それ以後、革新性の強い作品がつくられるようになる。(2)銘文からみる限り、李朝時代の仏教絵画は、王室貴族階層、僧侶階層、民衆階層が主体となって制作されたことが知られ、作品に階層性があることがわかる。それは、仏教絵画の制作に当った画家(画員)の身分の相違、使用された素材の違いなどによって区別できる。(3)日本に残る本朝時代の在銘の仏教絵画は、17世紀最初期までに制作された作品が圧倒的に多い。このため、李朝時代初期の仏教絵画研究は、日本においての研究が可能である。(4)今後、本研究により収集された資料をもとにして、数多く存在する銘文をもたぬ作品の美術史的位置づけが可能となる。また、韓国はもとより、アメリカやヨ-ロッパに残る李朝時代の仏教絵画に関する調査研究を行うことにより、李朝時代の仏教絵画の全貌を明らかにする必要がある。それは、14世紀以降の東アジアにおける宗教美術の問題にも結びつくものである。 続きを見る
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