超臨界流体の高度利用

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超臨界流体の高度利用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
荒井 康彦(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988
概要(最新報告):
超臨界流体の特異的な性質を利用することによって、独創的な新技術の開発が数多く期待され、超臨界流体の高度利用の社会的および学術的重要性は益々増加している。しかしながら、現状では応用的研究が主であり、技術開発に不可欠となる平衡論あるいは機構・速度論の研究は極めて少ない。そこで系統的かつ組織的な研究を推進するため、各専門分野より22名の研究者(研究分担者)に参画いただき、平衡分科会(7名)、機構・速度分科会(9名)および反応分科会(7名)の研究班を構成し、調査にあたった。 研究の動向および技術開発の現状についての調査結果をもとに、公開シンポジウムを開催し(東京、1月)、産官学各分野からの意見を求めた。参加者数120名であり、活発な意見交換がなされた。その結果、超臨界流体の期待できる応用分野は、(1)動植物からの薬効成分の抽出、(2)天然香料の抽出・精製、(3)食品工業(ビタミン類、天然色素の抽出など)への応用、(4)反応溶媒としての応用、(5)晶析操作(粒子形状制御など)への応用、(6)エネルギー関連技術への応用、(7)新材料(ゲルの乾燥、セラミックスからの脱バインダー、ポリマーよりの脱オリゴマーなど)への応用、(8)廃水処理プロセスへの応用、(9)分析手法への応用、(10)その他の新分野など広範囲にわたっていることが確認された。 各分科会での調査・検討結果をふまえ、全体会議により共通の問題点を明らかにしたところ、次の課題が重要となることが判明した。すなわち、(1)超臨界流体への高沸点化合物の溶解度の測定技術の確立とデータの蓄積、(2)溶解度の促進および選択性向上のためのエントレーナー効果に関する研究、(3)生化学物質・新材料への応用など新しい分野への応用、(4)触媒反応への応用、(5)他の分離技術との複合の可能性など解決すべき点は数多く、重点領域研究として研究を継続する必要性が確認された。 続きを見る
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