化学受容におけるトランスダクションの分子機構

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化学受容におけるトランスダクションの分子機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Molecular Tranduction Mechanism in Chemoreception
責任表示:
木島 博正(名古屋大学・理学部・教授)
KIJIMA Hiromasa(名古屋大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1990
概要(最新報告):
1.前年度に引き続きイモリとカエルの単離嗅細胞にパッチクランプ法を適用して研究を進めた。嗅細胞を全細胞クランプし、匂い物質を与えた時に活性化される陽イオンコンダクタンスと、細胞内に_cAMPを注入したときに活性化される陽イオンコンダクタンスとの詳しい比較を行った。その結果両者が嗅毛と嗅小胞に局在すること、逆転電位とイオン選択性が同一であること、細胞内に流入したCa^<2+>イオンによって順応が起こる閉となど全く同一の性質を持ことが明らかになった。即ちサイクリックヌクレオチド作動性トランスダクション・カチオンチャンネルが嗅覚のトランスダクションを行っている。また、細胞内に流入したCa^<2+>イオンによって起こる順応は、Ca^<2+>イオンが直接トランスダクションチャンネルに作用してブロックするのではなく、_cAMPなどの細胞内セカンドメッセンジャ-系に作用することによって起こることが明らかになった。(渋谷、中村、鈴木) 2.ハエの唇弁味細胞を単離して培養したものにパッチクランプ法を適用し、糖などの味物質を受容するレセプタ-とイオンチャネルの複合体(複合体型トランスダクションチャネル)が受容膜に存在して情報変換を行っていることを明らかにした。また。IP_3,_cGMP,Ca^<2+>イオンが細胞内で受容過程の修飾をしている可能性が高い。(木島、尼川、嶋田、谷村) 3.カエルの味細胞を単離して全細胞クランプし、酸味受容は、酸によって活性化されるカチオンチャネルによって味細胞が脱分極することに起因することを明らかにした。(佐藤) 4.マウスの甘味アミノ酸DーpheとLーproの受容体は第4染色体上の極めて近接した座位にある複合遺伝子群によって支配されている。 続きを見る
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