AOTVの気体力学

閲覧数: 3
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

AOTVの気体力学

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Studies of AOTV's Gasdynamics
責任表示:
西田 迪雄(九州大学・工学部・教授)
NIDHIDA Michio(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988-1990
概要(最新報告):
AOTVとはAeroassisted Orbital Transfer Vehicle(空気力を利用する軌道間移動宇宙船)の略で,宇宙船を高軌道から低軌道に変更するときに必要な減速を傘状のものを広げて,大気を利用した空気ブレ-キによって行なおうとするもので,本課題の研究組識メンバ-20人は,(1)衝撃層の干渉(逆噴射プル-ムと衝撃層との干渉),(2)実在気体効果(強い衝撃波による空気の解離,電離,輻射の効果),(3)希薄気体効果(傘まわりの低密度流れ),(4)熱防御(表面熱伝達,表面の触媒性)を分担して研究を行なっている。 得られた成果を項目別に書くと (1)衝撃層の干渉: 逆噴射プル-ムと衝撃層との干渉の流れ場がLIF法による可視化技法により,実験的に調べられた。逆噴射ジェットと一様流の貯気槽圧力の比が小さくなると自由流衝撃波,接触面,マッハディスクが前後に振動することが観察された。これは数値シミュレ-ションにより検証された。 (2)実在気体効果: 強い衝撃波による解離,電離,輻射の効果がマッハ数20以上の極超音速流に対して数値シミュレ-ションにより調べられた。この実在気体効果は衝撃波の離脱距離を小さくすることが分かった。また衝撃層内の温度分布に著しい影響を及ぼすことが認められた。 (3)希薄気体効果:鈍頭物体回りの低密度流が直接モンテカルロシミュレ-ションとボルツマン方程式の数値シミュレ-ションにより調べられた。また低密度気体中を飛行する極超音速体の実験の目的でバリスティックレ-ンジを製作し、その性能実験が行われた。 (4)熱防御: 表面熱伝達と表面の触媒性が熱伝達に及ぼす効果が実験と数値シミュレ-ションの両面から調べられた。特に,表面の触媒性がない非触媒性壁は熱伝達量を減少させることが得られた。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

8
宇宙飛行体の熱気体力学 by 久保田, 弘敏; 鈴木, 宏二郎; 綿貫, 忠晴
4
宇宙機の熱設計 by 大西, 晃
10
宇宙の実験室 : スカイラブからスペースシャトルへ by Belew, Leland F.; 江尻, 全機; 大林, 辰蔵
12
「ゆらぎ」の力 : はやぶさの帰還・宇宙の始まり・高次な生命機能 by 武田計測先端知財団; 川口, 淳一郎; 佐藤, 勝彦; 柳田, 敏雄; 吉川, 真; 唐津, 修
1.
宇宙における低密度ジェットの非平衡現象 by 西田 迪雄; NISHIDA Michio
4.
宇宙機の熱設計 by 大西, 晃
8.
宇宙飛行体の熱気体力学 by 久保田, 弘敏; 鈴木, 宏二郎; 綿貫, 忠晴
10.
宇宙の実験室 : スカイラブからスペースシャトルへ by Belew, Leland F.; 江尻, 全機; 大林, 辰蔵
12.
「ゆらぎ」の力 : はやぶさの帰還・宇宙の始まり・高次な生命機能 by 武田計測先端知財団; 川口, 淳一郎; 佐藤, 勝彦; 柳田, 敏雄; 吉川, 真; 唐津, 修