活性物質による行動制御の可塑性と新しい研究方法の開発

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活性物質による行動制御の可塑性と新しい研究方法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
大村 裕(九州大学・名誉教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1988
概要(最新報告):
大村裕は摂食により脳脊髄液中の酸性繊維芽細胞成長因子が10倍に増加することを新しいバイオアッセイ法の開発で証明し、摂食抑性作用を有することを発見した。この抑性作用は摂食中枢内のブドウ糖感受性ニューロンの活動を抑制することによって起こることを明らかにした。小野武年は音弁別報酬獲得・罰回避学習行動下ラットの室傍核ニューロンの情動行動応答性、ノルアドレナリン(NA)および浸透圧応答性と行動との相関を系統的に調べた。室傍核、視索上核、視床下部外側野後部へのNA作動性入力は、α_1受容体を介して昇圧反応を、外側視索前野へのNA作動性入力は、降圧反応を起こすこと、一方情動行動発現時にみられる昇圧反応にはNA作動性入力を受けて興奮するバゾプレッシン分泌ニューロンの関与を明らかにした。川村浩は視交叉上核を破壊したチョウセンシマリスにラットを視交叉上核を移植し、4例に車回し運動サーカディアンリズムの回復を認めた。またAF64A処理ラット海馬へのマイネルト核移植も8方向迷路学習回復に有効であることを証明した。金子章道は哺乳動物のマスウ網膜から細胞を単離する技術を開発した。単離した双極細胞は一過性のT型カルシウム電流を持っていることや、双極細胞の持続性光応答はアマクリン細胞や神経節細胞の一過性応答に変換される機構に寄与していることを明らかにした。堀田凱樹はショウジョウバエ初期胚培養系におけるニューロブラストの細胞分裂を阻害しても、ニューロンとしての形態・抗原性をもつ巨大なニューロブラストに分化しうることを示した。また分化ニューロンの形の特徴の解析を行い、各種の神経系突然変異をこの実験系で解析した。鈴木良次は手先の自由運動を対象に、最適軌動としてトルク変化を最小にする軌動が選択されるとしたとき、その軌動を生成することのできる神経回路モデルの自己組織による構成法を明らかにした。 続きを見る
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