免疫グロブリン遺伝子の発現を制御する調節因子の単離とその制御機構の解明

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免疫グロブリン遺伝子の発現を制御する調節因子の単離とその制御機構の解明

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
渡邊 武(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
抗体遺伝子はB細胞特異的に発現する。このような抗体遺伝子の細胞特異的発現は、抗体遺伝子のプロモーター領域およびエンハンサー領域に存在する特異的な塩基配列(cis-acting elements)と、それらに作用する核内蛋白質(transacting nuclear proteins)との相互作用により調節されている。本研究では、H鎖遺伝子のエンハンサー領域に作用して抗体遺伝子のB細胞特異的発現を制御している核蛋白の精製とそれをコードする遺伝子のクローニングを行った。 この蛋白はマウス骨髄腫細胞の核蛋白より精製した。その活性は精製核蛋白を、あらかじめヒトH鎖遺伝子(HIG1)を組み込んだマウス線維芽細胞へマイクロインジェクションする事により調べた。蛋白は種々のカラムを用い、最終的には、DNAアフィニティカラムを用いて、単一蛋白として精製した。その分子量は、約96,000で、ヒトH鎖エンハンサー領域に結合し、かつ特異的にHIG1遺伝子の転写を誘導した。この蛋白を部分的に分解し、いくつかのフラグメントについて、アミノ酸の部分配列を決定した。得られたアミノ酸配列をもとに、オリゴヌクレオチドプローブを作製した。得られたDNAプローブを用いて、CDNAライブラリーを検索し、一つの有力なCDNAクローンが得られた。現在、このCDNAクローンについて、塩基配列、遺伝子の発現パターン等について検討中である。 続きを見る
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