オピオイドリセプターの単離と構造研究

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オピオイドリセプターの単離と構造研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
謙松 顯(九州大学・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
オピオイド受容体において、その受容像を明らかにすることは、痛み抑制の情報伝達の機構を解明するばかりでなく、麻薬禍を除く意味においても今日的な重要な問題である。 オピオイド受容体の研究は最近、世界的にも盛んであるが、未だ各研究者間で一致した見解がなされておらず、抽出単離されたオピオイド受容体の分子量は一定していない。まして受容体のサブタイプの選択的な抽出単離も研究の緒についたばかりと言わざるを得ない。 本研究においては、オピオイド受溶体の構造研究を的確に進めていくためには、それぞれのサブタイプの受容体に高い選択性と強い認識能を有するオピエートリガンドを設計し合成することが必要と考え、検討を開始した。 本研究の当初は、オピオイド受溶体の各サブタイプ間を制御しているナトリウムイオンの役割を検討するため、クラウン型モルヒネの設計と合成法について検討した。特に6位にペンダント型にクラウンエーテル環を導入したところ、全く新しい知見を得たので逸早く速報した。 第2年目においては、Bowenらのチオール-ジスルフィド相互交換機構によるオピオイド受容体の選択性とアロステリックな調節機構にてらして、モルヒネの6位にチオール基の導入方法を種々検討し、光延法がすべてによい結果を与えることが判明した。更に本研究によりその中間体として単離精製することができた6ーβーチオアセチルモルヒネの薬理作用を検討した結果、本物質が極めて身体依存性が弱く、然も鎮痛活性が強いという興味ある結果を得、公表した。 続きを見る
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類似資料:

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