変動荷重下における粗い転がり接触面の油膜形成に関する研究

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変動荷重下における粗い転がり接触面の油膜形成に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study on Oil Film formation of Rough Surfaces in Rolling Contact under Variable Load
責任表示:
市丸 和徳(九州大学・工学部・教授)
ICHIMARU Kazunori(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1989
概要(最新報告):
既設の二円筒試験機に油圧加振機を取り付け、変動荷重を発生させて転がり-滑り接触下の油膜形成状態を測定して、従来十分に解明されていなかった動荷重下の部分的EHL特性を調べた。結論は以下のとおりである。(1)油膜形成に及ぼす荷重振幅の影響、荷重波形と油膜電圧の相互相関係数の測定結果に、スクイズ作用の効果が確認された。(2)長時間の連続運転により、ピッチングの発生状況との関係を調べた結果スクイズ効果のない荷重減少時における油膜破断により表面の荒れが生じ、微細なき裂が発生し、さらにピットに進展する様子が、回転に同期させた荷重変動を加えることによって観察された。(3)整数回転数比においては、表面粗さの転写によるミクロ形状の一致性の向上がなじみによる油膜形成の主原因であることが、変動荷重下においても確認された。(4)三次元粗さ測定とその統計的解析により、非整数回転数比においても、接触する複数の相手面位置と平均的になじみが起こり、同条件の位置ではミクロ形状の相互相関値が高くなっていることが明かとなった。(5)ピッチング発生機構との関連においては、表面粗さを有する円筒面どうしが接触するときの応力解析報を考案し、突起接触による応力集中状態の推定を可能とした。(6)平歯車の運転試験を行い、動荷重と密接な関係にある円周方向振動加速度と油膜形成状態を示す歯面間電圧の相互相関係数を計算して、二円筒試験結果と対応する結果が得られている。(7)フェログラフにより二円筒試験においてサンプリングした潤滑油の分析を行い、運転の経過との関連を調べた。本研究では細かい正常摩耗粉が大部分であった。 続きを見る
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