細胞障害や殺菌と関する食細胞NADPHオキシダ-ゼの精製とその性質

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細胞障害や殺菌と関する食細胞NADPHオキシダ-ゼの精製とその性質

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Purification and Characterization of Phagocyte NADPH Oxedase Participating in Bacterial Killing and Cell Damage
責任表示:
水上 茂樹(九州大学・医学部・教授)
MINAKAMI Shigeki(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1990
概要(最新報告):
好中球のス-パ-オキサイド生成に関わるNADPHオキシダ-ゼは、FADを含むフラビン蛋白質と食細胞に特異的なチトクロムb_<558>からなると考えられている。我々は、無細胞系を用いて主として細胞質に存在する因子とチトクロムb_<558>について研究を行った。 1.好中球細胞質因子の解析:ブタ好中球の細胞質をゲルロ過クロマトグラフィ-(セファデックスGー200)にて分画すると、各画分にはス-パ-オキサイド生成能は認められなかったが、分子量30万と5万の画分を混合することにより再構造された。このことは、細胞質には少なくとも2つ以上の因子が存在することを示唆している。分子量30万画分を、2'、5'ーADPアガロ-カラムで分析すると、GTPに依存する活性と分子量5万画分に依存する活性とに分離することができた。このことは、GTP依存性と非依存性の活性化経路が存在していることを示している。また、2'、3'ージアルデヒドNADPHを用いた実験より、NADPH結合部分は細胞質の分子量30万画分に存在することがわかった。 2.チトクロムb_<558>に関する研究:無細胞系を用いて膜画分の構成成分、特にチトクロムb_<558>の役割について検討した。0.75%オクチルグコシドで可容化した膜標品をコムギ胚凝集素カラムクロマトグラフィ-で分析することにより、チトクロムb_<558>はNADPHオキシダ-ゼの構成成分の1つであり、また無細胞系での本酵素の活性化にはリン活性化にはリン脂質との再構成が必要であることがわかった。また、マウスの2.2万サブユニットに対するcDNAをクロ-ニングした。そのシ-マクエンスとはヒトのものと高い(87%)相同性を示した。このcDNAを用いて各組織での発現を調べてみると、驚くべきことに、食細胞だけでなく、腎、脾、小腸にも発現していることが判明した。このことは、チトクロムb_<558>の小サブユニットはス-パ-オキサイド生成とは別の機能を有していることを示唆している。 続きを見る
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類似資料:

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食細胞NADPHオキシダーゼの活性化機構とその異常 by 竹重 公一朗; TAKESHIGE Koichiro
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