無脊椎動物における味覚情報変換の分子機構

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無脊椎動物における味覚情報変換の分子機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Molecular transduction mechanisms in invertebrate tase receptor.
責任表示:
木島 博正(九州大学・理学部・助教授)
KIJIMA Hiromasa(九州大学・理学部・助教授)
森田 弘道(九州大学・名誉教授)

MORITA Hiromichi(九州大学・名誉教授)

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本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1990
概要(最新報告):
1.ニクバエの唇弁味覚毛を糖で刺激したときに外腔を流れる受容器電流のゆらぎを解析した。その結果このゆらぎは感覚突起先端部の膜上に存在して、糖刺激によって開くトランスデュ-サ-イオンチャネルの開閉を反映しているものであると結論された。このイオンチャネルの開閉のダイナミックスが、同じ受容体を刺激する糖の種類によって異なること及び刺激後1ミリ秒以下の短い潜時で受容器電流が流れはじめることから、このイオンチャネルは、セカンドメッセンジャ-を介せずに糖によって直接開閉の制御される受容体・チャネル複合体型のものであると推定された 2.羽化前2〜3日のニクバエの蛹から唇弁を取り出して薄く切り、これをパパインとキチナ-ゼで処理することによって、単離味細胞を得た。これにパッチクランプ法を適用して成功した。多くの味細胞は自発的にインパルスを発生していた。全細胞クランプ下で潜時の短い内向電流が50mM蔗糖刺激によって発生し、電流のゆらぎが増加した。このゆらぎの性質は1で得られたものとよく似ていた。また細胞の可溶成分を含まないoutsideーoutのパッチを蔗糖刺激して開く単一チャネル電流が観察された。これは1の結論を確認するものである。 3.福岡大学の谷村が分離したショウジョウバエの新しい糖受容変異体を解析した。この変異体はピラノ-ス部位受容体の数が減少しているものと推定された。 4.モノクロ-ナル抗体法と光親和性ラベルによって、ヒドラからグルタチオン受容体の候補、R5、を単離した。この分子量は約20KDaである。 5.ニクバエの塩受容細胞は、電荷を持たない糖アナログや、ジブチリルcGMPのレセプタ-を持つことが明らかになった。 続きを見る
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類似資料:

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パッチクランプ法による蝸牛神経伝達物質の研究 by 上村 卓也; 小宗 静男; KOMUNE Sizuo
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