原子核構造の多体的研究

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原子核構造の多体的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Many-Body Study of Nuclear Structure
責任表示:
高田 健次郎(九州大学・理学部・教授)
TAKADA Kenjiro(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1989
概要(最新報告):
1.原子核における集団運動のモ-ド間結合効果、特に集団的モ-ドへの非集団的モ-ドからの結合効果を取り入れる1つの方法として、量子化された自己無撞着集団座標法(SCC法)を、様々な核に応用し、この方法の有用性を明かにした。特にダイソン型のSCC法の有利性が明かになった。この方法によって、核の球形から変形への「相転移」の発生のメカニズムが解明されつつある。Sm同位体におけるこの相転移は主として集団的四重極振動モ-ドへの非集団的四重極、十六重極等のモ-ドからの結合効果によって生じることが明かになった。これらの結果から、SCC法が量子力学的有限多体系の集団運動を記述するために極めてすぐれた方法であることが明かになった。 2.原子核における集団的モ-ドの安定性と非集団的モ-ドからの分離度を、SCC理論を解くことによって調べることが可能である。SCC法を簡単なモデルに適用し、集団的モ-ドの不安定性と運動のストカスティックな(又はカオス的な)性質との間の関係を調べ、量子力学系におけるカオス的不規則運動の研究への手がかりを得た。 3.原子核の高速回転(高スピン)状態における集団運動と粒子運動の結合効果を調べる方法を開発した。これを用いて、高スピン状態における動的ガンマ変形が、核のスピンの増大によってどう変化するか明らかにした。 4.変形核のシザ-スモ-ドからのM1遷移を調べ、その集団性の大きさを見ることによってこのモ-ドの構造を明かにした。また変形核のM1、E2遷移の特徴を明かにした。 5.核の集団的回転運動と粒子運動の結合効果を微視的に精密に計算する方法を開発し、いくつかの具体的な核におけるバンド交差を理論的に求め、実験と比較した。 続きを見る
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