各週齢ラットの根尖性歯周炎におけるインドメタシンの骨吸収抑制作用についての検索

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各週齢ラットの根尖性歯周炎におけるインドメタシンの骨吸収抑制作用についての検索

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A Histopathological Study on the Effect of Indomethacin on Bone Resorption in an Experimental Apical Periodontitis
責任表示:
阿南 壽(九州大学・歯学部付属病院・助手)
ANAN Hisashi(九州大学・歯学部付属病院・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1989
概要(最新報告):
8週齢ウィスター系ラットの下顎第一臼歯を髄腔開拡、開放することにより、根尖性歯周炎成立過程における骨組織に変化を組織化学的ならびに組織定量的に解析した。加えてプロスタグランジン(PG)の合成阻害剤であるインドメタシン(IND)を連続投与することのより本実験系に及ぼす効果について検索した。その結果、1.IND非投与群の術後10日〜14日目では歯根膜への軽度の好中球の浸潤を認めた。2.IND非投与群の術後1.5日〜2日目と10日〜14日目では、破骨細胞数は増加し骨吸収が活発になっていた。破骨細胞と破骨細胞の接した骨面は酸フォスファターゼ(ACP)陽性を示した。破骨細胞の周囲には、前破骨細胞およびマクロファージを認めた。3.IND非投与群の術後3日〜7日目および20日〜30日目では、アルカリフォスファターゼ(ALP)陽性の骨芽細胞が多数出現し、骨形成が活発になっていた。4.骨吸収から骨形成への逆転期では、ACP陽性のセメントライン上にACPおよびALP陽性を示す前骨芽細胞と思われる細胞を認めた。5.IND投与群では急性炎症は早期に消退し、代わって細胞浸潤の少ない慢性炎症へと移行していた。破骨細胞数は著しく減少し、骨吸収は抑制されていた。破骨細胞のACP活性は低下し、破骨細胞周囲のACP陽性細胞数も減少していた。また術後10日目ではACP陽性のセメントライン上のに多数の前骨芽細胞と思われる細胞を認めた。さらに術後10日〜14日目では骨形成は著しく活発になっていた。以上のことより、破骨細胞性骨吸収はACP活性と密接に関連し、骨吸収と骨形成は負の相関性を示すとともに連続して起こることから、根尖性歯周炎における骨吸収と骨形成の関係はカップリング現象であることが明らかとなった。またIND投与により骨吸収が著しく抑性されたことから、骨吸収の活性化にPGが関与している可能性が示唆された。 続きを見る
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類似資料:

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根尖性歯周炎とケモカインとの相関性 by 永田 健吾; NAGATA Kengo
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