骨・軟部腫瘍の臨床病理学的研究と腫瘍細胞核の有するDNA量の測定解析との関連性

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骨・軟部腫瘍の臨床病理学的研究と腫瘍細胞核の有するDNA量の測定解析との関連性

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
牛島 正博(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1989
概要(最新報告):
当科では骨肉腫の症例に対し、生検で診断確定後に術前化学療法としてシスプラチン100mg/m^2を3週間毎に3回動注した後に患肢温存手術または切断術を行っている。このような症例の手術時に採取された標本の最大割面の組織切片からそのhistological mappingを作成し、術前化学療法の効果判定の指標としている。今年度はさらに生検材料と手術時の材料、さらには肺転移をきたした症例ではその切除材料のパラフィン包埋ブロックを用いて骨肉腫細胞の有する核DNA量を研究計画にそって測定、解析した。 生検材料の検索では前例がHyperploid patternおよびaneuploid patternを示していた。術前化学療法により10例中3例は95%以上の壊死または二次的変化を認めほとんど腫瘍細胞は認められなかった。7例では残存した腫瘍細胞の核DNA量はやはり生検材料と同様の所見を示しており術前の抗腫瘍効果の判定指標とはならないように思われた。また肺転移をきたした症例とそうでない症例との核DNA量プロイディパタ-ンもやはり顕著な差は認められず、予期していた腫瘍細胞の生物学的悪性度を示す指標とはならなかった。肺転移をきたし手術がなされた7例の腫瘍細胞の核DNA量を測定したところやはり全例Hyperploid patternおよびaneuploid patternを示したが、多倍体細胞の出現頻度は原発巣のそれと比較して頻度は少ない傾向にあった。 続きを見る
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