コンピューター解析を用いた心周期各時相における人工弁機能の臨床的評価

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コンピューター解析を用いた心周期各時相における人工弁機能の臨床的評価

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
川内 義人(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
臨床的な人工弁機能の評価は、従来,心臓カテーテル法に基づく解析が一般的であるが、種々の負荷状態での測定は困難である。我々は、より生理的な血行動態・血流パターンでの弁機能の評価を目的として、"in-vitro"での弁機能測定上の利点をを"in-vivo"に応用し、コンピューター解析を用いた人工弁機能の評価法を検討してきた。人工弁置換術後、人工心肺離脱後血行動態の安定した時点で、置換弁の前後(左心房、左心室、大動脈)にカテ先圧力計を挿入、上行大動脈に電磁血流計プローブを装着した。心房ペーシングによる頻拍負荷、または大静脈閉塞による容量変化にて、心拍数及び心拍出量を変化させ、それに対応する人工弁機能を評価した。得られた各心内圧波形及び大動脈血流波形を、独自に開発したコンピュータープログラムを用いてデータの解析を行った。前年度まで使用していた大型電子計算器(IBM4341)に替えて、手術場でのより迅速な解析を目的として今年度からシグナルプロセッサー(7T17、NEC)による解析に変更し、新たにプログラムを作成した。今年度の当科における人工弁置換術症例は55例であり、このうち再弁置換術や、血行動態の不安定な症例を除く13例で測定が可能であった。弁機能を測定し得た症例は前年度の7例を合わせ合計20例、内訳は、大動脈弁置換術11例、僧帽弁置換術8例、大動脈弁及僧帽弁置換術1例であった。測定した人工弁は、大動脈弁位がCarpentier-Edwards牛心膜生体弁(CEP)7個(サイズ21mm1個、23mm1個、25mm4個、27mm1個)とSt.Jude Medical機械弁(SJM)5個(サイズ21mm3個、25mm2個)、僧帽弁位がCEP2個(サイズ27mm1個、31mm1個)、SJM7個(サイズ27mm2個、29mm5個)であった。測定機器挿入、装着による出血等の合併症や、負荷条件変化による血行動態悪化等の合併症はなく、安全に測定が可能であった。 続きを見る
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