胆道系細胞における化学発癌の可能性とその短期検出法の開発と応用に関する研究

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胆道系細胞における化学発癌の可能性とその短期検出法の開発と応用に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study on the development of the short-term screening model for chemical carcinogenic agents and its application in relation to biliary tract cancer.
責任表示:
MIYAZAKI Kohji
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
胆道癌は極めて予後が悪く、本邦はその高率発生国であるが、臨床及び疫学データは本症が化学発癌であることを示唆しているものの、その発癌因子については殆んどわかっていない。 本研究は胆道癌の化学発癌因子をスクリーニングする方法を開発し、膵胆管合流異常の胆道癌発癌過程での関与が推測されているphospholipase A_2、lysolecithinなどのDNA傷害性を検討することを目的とし、胆道癌発癌因子スクリーニングモデルとしてウシ胆嚢、胆管及びヒト胆嚢粘膜上皮初代培養細胞を用いて、不定期DNA合成検出法、アルカリ及び中性溶出法でDNA傷害性を検討した。 既知発癌物質のなかで、実験動物に胆道癌を誘発しているMNNG、ENNG、AFB_1、DNN、MCAはいずれも胆道粘膜上皮細胞に対し、DNA傷害性を持つことが明らかとなったが、その活性化における肝ミクロゾーム分画要求性は異なっており、これにより発癌過程での胆道粘膜への接触ルートの違いにつき推測した。また、この活性化機構には種差があり、ヒトではDMN、MCAは胆嚢粘膜でも活性化され、直接DNA傷害性を示すことが判明した。アルカリ及び中性溶出法は不定期DNA合成検出法よりさらに鋭敏な方法で、これらはいずれもDNAの二本鎖切断ではなく、一本鎖切断であることがわかった。ここで、AFB_1、DMNは経口的に摂取され、或いは生体内で合成されうる化学物質であることを考慮すれば、これらが胆道癌発癌に関与している可能性も示唆される。一方、phospholipase A_2及びlysolecithinはいずれもDNA損傷性は軽度で、これらが単独で膵胆管合流異常において胆道癌発癌のイニシェーターとして作用する可能性は低いと考えられた。 続きを見る
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