珪肺症をモデルとした環境要因に対する高感受性集団の分子生物学的解析

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珪肺症をモデルとした環境要因に対する高感受性集団の分子生物学的解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
笹月 健彦(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1989
概要(最新報告):
長年、遂道工事にたずさわり、遊離珪酸に暴露されたヒト集団中に珪肺症に感受性を示す群と、抵抗性を示す群とが存在する。高感受性集団を他から区別している宿主の側の遺伝要因を明らかにすることを目的として、従来の研究により硅肺症患者と特定のHLAあるいは補体第4成分(C4)の対立遺伝子との強い相関を明らかにした。今年度は、硅肺症に感受性を示すHLAをDNAレベルで解析し、その特徴を明らかにした。 硅肺症患者49名および健康対照132名の白血球よりDNAを抽出し、そのDQAおよびDQB遺伝子の第2エクソン部分をPCR法により増幅した。すでにクロ-ニングされた多数のDQ対立遺伝子の塩基配列の解析をもとにして、各対立遺伝子に特異的な塩基配列に対応するオリゴヌクレオチドを合成した。これを^<32>Pで標識した後に、プロ-ブとして検体のDQ遺伝子とハイブリダイズし、DQ対立遺伝子をDNAレベルで同定した。その結果、従来の研究成果を総合するとHLA-B_W54-DR4-D_W15-DQA1*0301-DQB1*0401-DQ_W4が疾患感受性ハプロタイプであり、HLA-B_W52-DR2-D_W12-DQA1*0103-DQB1*0601-DQ_W6が疾患抵抗性ハプロタイプであることが明らかとなった。 続きを見る
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類似資料:

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免疫制御の分子機構 by 笹月 健彦; SASAZUKI Takehiko
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