心筋におけるAchムスカリン様作用機序の"外液瞬時交換法"による解析

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心筋におけるAchムスカリン様作用機序の"外液瞬時交換法"による解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
津田 泰夫(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
1.実験標本作成:モルモット単一心筋細胞はコラゲナーゼ処理にして心室、心房筋ともに分離、作成に問題なくなった。 2.実験実績:アセチルコリンのムスカリン様作用について解析することが目的でかつ多細胞標本でなく単一細胞を用いることにより正確な解析を期待した。特に不活性化の問題が常につきまとう為に、Ach誘発電流の起始部分を詳しく解析し活性化のメカニズム解析から進めようとした。この目的の為には外液の交換スピードをきわめて速くする必要があり、神経細胞の実験においてすでに確立している"外液瞬時交換法"を適用しようとした。しかし、この方法は心筋細胞の一部を固定する為に、他の部分は、自由に動く状態であり、心筋の収縮により微細な吸引ガラス電極と心筋との接触不良となりまた、これが為に心筋表面膜に損傷を来たし長時間の実験不可能である。収縮そのものはCa拮抗剤や外液Ca濃度の操作にて抑えられるが、機械的損傷は防ぎ切れない。ついで、機械的損傷の一因となる、きわめて速いスピードの溶液交換を少し遅いスピードに変えてみると、不活性化の問題もあり困難である。以上の様に長時間持続の実験難しくAchの単一濃度しか実施できず、また、多くの膜電位を調べて膜電位依存性も困難である。またきわめて早い時間の解析により主に活性化の解析をと考えたが、遅い交換スピードではこれも難しい。 3.今後の方向性:通常のwhole cellクランプ法にて解析中であるが、溶液交換のスピードが問題であり、他の溶液交換法を検討中である。この場合、活性化、不活性化、脱活性化の分離を薬物等にて行う必要がある。 続きを見る
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