生体起源物質分離精製のための機能性溶媒の設計に関する研究

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生体起源物質分離精製のための機能性溶媒の設計に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Functional Solvent Design for Separation of Bioproducts
責任表示:
荒井 康彦(九州大学・工学部・教授)
ARAI Yasuhiko(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
バイオテクノロジーの発展にともない、バイオ生産物の分離・精製技術が強く要望されている。なかでも水性2相分配法は、大容量かつ緩和な分離法として注目されつつある。しかし、この水性2相分配法は操作変数が多いため、データは少なく、また目的物質の分配係数を予想することは困難である。 そこで本研究では、2種の水溶性ポリマーとしてデキストランとポリエチレングリコールとを用い、デキストランーポリエチレングリコールー水3成分系の液々平衡を測定した。本研究の測定に使用したポリマーはファーマシア社製デキストランT40(ロット番号03375、Mn=24200、T40と略記)および、和光純薬社製ポリエチレングリコール4000(ロット番号AWM2336、Mn=3000、PEG4000と略記)である。さらに純水には和光純薬社製の蒸留水を使用し、αーアミラーゼには、和光純薬社製の化学用(Bacillus Subtiles起源、ロット番号PDG0524)を用いた。測定は20℃で行った。本研究で使用したポリマーとまったく同じ分子量のポリマーを用いた既往の研究は見あたらないが、ポリマーの分子量が近いアルバートリンらの測定結果と本測定結果とはほぼ一致していることから、本測定値の精度は良好なものと思われる。さらに、その3成分系液々平衡がフローリー・ハギンス式により相関できることを示した。 次に、酵素であるαーアミラーゼの分配係数を測定したところ、ポリマーの濃度が高くなるほどαーアミラーゼが下相に分配されることがわかった。また、得られた分配係数はフローリー・ハギンス式で相関が可能であることが示された。なお、計算に必要にされるパラメータを検討した結果、デキストランーPEGおよびデキストランー水の相互作用パラメータは、PEGの分子量が増すにつれ減少し、一方PEGー水の相互作用パラメータは増加する傾向にあることがわかった。 続きを見る
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デキストラン化学修飾によるL-α-グリセロホスフェートオキシダーゼの安定化 by 松本, 清; 田中, 孝; 筬島, 豊; Matsumoto, Kiyoshi; Tanaka, Takashi; Osajima, Yutaka
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