蛍光相関分光法による準濃厚溶液中における拡散の研究

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蛍光相関分光法による準濃厚溶液中における拡散の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Fluorescence Correlation Spectroscopy as a Tool of Diffusional Study in Semi-Dilute Polymer Solution
責任表示:
塩川 浩三(九州大学・工学部・助手)
SHIOKAWA Kohzoh(九州大学・工学部・助手)
尾山 外茂男(九州大学・名誉教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
螢光相関分光法は標的である螢光分子を含む溶液中の微小体積から発する螢光強度の時間相関スペクトルを測定する。その相関時間と観測断面積から螢光分子の拡散定数を評価することができる。低分子を標的とすると、分子数の揺らぎは小さいので測定は非常に困難であることが予想されるが、螢光基を多く含む高分子鎖を標的とすれば分子数の揺らぎは相対的に大きくなり、測定可能になると予測される。 試料は螢光セル中に入れ、細く絞ったレーザー光で照射する。レーザー光と直角な方向への螢光を石英ガラス製のシングルモード用オプティカルファイバーで導き、レーリー光を除くためのロングパスフィルターを通して光電子増倍管により光電子パルス列に変換する。このパルス列はフォトカウンティングユニットによりディスクリミネーション、波形整形され、相関計に入力される。相関計は高速である必要はなく、長時間積算する必要があるのでマイクロコンピュータを利用した装置を自作した。入力パルス列を2つのカウンタで交互にカウントし、一方がカウント中に他方はバッファメモリに書き込まれる。メモリが一杯になるとホストコンピュータへ転送される。 螢光基を含むポリスチレンビーズを試料として操作条件について検討を加えた。いずれの場合もS/N比が小さく測定が非常に長時間になるのが最大の難点である。高分子の場合、分子数は容易に小さくできるが拡散が遅いので、測定時間を短くするためには、全体積を小さくするより、観測断面積を小さくすることが望ましい。またベースラインの変化を小さくするため、レーザーの出力の安定化が特に重要である。短時間の揺らぎは平均化されるが、ドリフトを押さえることが大事である。 さらに拡散以外の機構でも分子数の揺らぎがあれば時間相関が現れるので解析には十分注意する必要がある。 続きを見る
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