析出相を含むL1_2型金属間化合物単結晶の塑性変形挙動

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析出相を含むL1_2型金属間化合物単結晶の塑性変形挙動

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Plastic deformation behavior of Ll_2 type intermetallic compound containing precipitate phase.
責任表示:
佐野 毅(九州大学・工学部・助手)
SANO Takeshi(九州大学・工学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
γ′規則相中にγ不規則相の微細分散析出が見出されるNiーAlーTi系合金単結晶を組織制御することにより、γ′相の強度および塑性変形挙動への析出γ相の分散の影響を明らかにした。 1.Ni_3(Al、Ti)L1_2型規則相は組成と熱処理温度を選ぶことにより均一溶体化が可能であり、その後の時効により著しい析出硬化を示す。 2.析出相はAlとTiを含む不規則Ni固溶体であり、1073K時効では時効の進行とともに球状から球状に近い立方形、さらにはγ′母相中の{110}面上に板状に成長する。球状あるいは板状のγ析出相とγ′母相の結晶格子は完全な整合関係にある。 3.Niを過飽和に含むγ′ーNi_3(Al、Ti)単結晶中の超格子転位はAPBとCSFを含む4本のShockleyの部分転位に分解する。転位の分解様式は析出物の分散により変化せず、析出物の内部でも4本のShockley転位に分解する。 4.不規則γ相の微細分散を含むγ′規則相を室温で変形した場合のすべり系はγ′単相の場合と同じ{111}<100>系である。{100}<111>系は観察されない。 5.すべての時効段階で変形中に転位はγ析出相をせん断し、いわゆるOrowanのbypass過程は本合金では働らかない。 6.析出相のAPBエネルギーが母相より低い場合には転位が析出相から抜け出る過程が抵抗となる。 7.時効のごく初期段階ではAPB差効果による硬昵は生じない。時効の進行とともにCRSSは析出相の粒径r^<1/2>と体積率f^<1/2>に比例して増加する。 8.完全時効段階ではCRSSの析出相粒径への依存性は小さくなり、過時効段階ではCRSSは析出物のr^<1/2>にほぼ反比例するようになり脆化がおこる。 9.硬化モデルはγ′ーNi_3(Al、Ti)中での不規則γ相による析出硬化をほぼ定量的に説明することができる。 続きを見る
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類似資料:

10
Al-Li合金における粒界偏析のEELSによる解析 by 美浦 康宏; MIURA Yasuhiro
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