AlーLi合金の高弾性発現機構に関する研究

閲覧数: 4
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

AlーLi合金の高弾性発現機構に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Elastic Modulus of Al-Li Alloys.
責任表示:
堀田 善治(九州大学・工学部・助手)
HORITA Zenji(九州大学・工学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1988
概要(最新報告):
ジュラルミンに代わる次期航空宇宙材料としてその開発が期待されているAlーLi合金の基本系であるAlーLi二元合金、および低密度でAlにたいして著しい固溶体硬化をあたえるMgを添加したAlーMg、AlーLiーMg合金の弾性率を超音波反射法によって測定し、固溶体合金及び析出型合金の弾性率におよぼす諸因子の影響を検討した。結果を要約すればつぎの通りである。 1.AlにLiを添加すれば(最大14原子%)、ヤング率(E)及び剛性率(G)は著しく増大する。固溶体の範囲(C_<Li&gt;<6原子%)では、次式に示されるようにほぼ直線的に増大する。 E_<(Al-Li)>=73+0.9C_<Li> (GPa) ここで純Alのヤング率は73GPa、Li濃度(原子%)をC_<Li>とする。 2.AlにMgを添加すれば(最大6原子%)、EおよびGは、僅かであるが直線的に減少する。ヤング率は次式で表される。 E_<(Al-Mg)>=73-0.1C_<Mg> (GPa) ここでC_<Mg>はMg濃度(原子%)である。 3.析出相の影響に関しては、Al_3Li相の存在はE及びGを増大させるが、Al_2LiMg相の影響はきわめて小さい。 4.Alに対するLiとMgの複合添加効果は、3元固溶体組成の範囲では〓算的である。すなわちLiとMgの相互作用は無視できる。 5.AlーLi2元合金単結晶の高温降状強度測定の結果、運動転位とLi〓子雰囲気との強い相互作用の存在が明らかにされた。この相互作用は〓添加による剛性率の大幅な増大に起因することが示唆される。 以上の結果から、AlにLiを添加すれば比弾性率が著しく向上し、Mg添加によっては比弾性率は低下しないことが解り、LiとMgが軽量・高弾性率をめざすAl合金の主要添加元素として最適であることが示された。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

7
スギ低質問伐材を芯ラミナとする集成材の強度設計, とくに断面構成による弾性係数の増大と均等化 by 原野, 真由美; 河辺, 純一; 又木, 義博; Harano, Mayumi; Kawabe, Jun-ichi; Mataki, Yoshihiro
8
台風被害を受けたスギ, ヒノキ材の破壊形態と力学的性質 by 松村, 順司; 小田, 一幸; 高田, 清次; 堤, 壽一; Matsumura, Junji; Oda, Kazuyuki; Takata, Seiji; Tsutsumi, Juichi
1.
Al-Li合金における粒界偏析のEELSによる解析 by 美浦 康宏; MIURA Yasuhiro
7.
スギ低質問伐材を芯ラミナとする集成材の強度設計, とくに断面構成による弾性係数の増大と均等化 by 原野, 真由美; 河辺, 純一; 又木, 義博; Harano, Mayumi; Kawabe, Jun-ichi; Mataki, Yoshihiro
8.
台風被害を受けたスギ, ヒノキ材の破壊形態と力学的性質 by 松村, 順司; 小田, 一幸; 高田, 清次; 堤, 壽一; Matsumura, Junji; Oda, Kazuyuki; Takata, Seiji; Tsutsumi, Juichi