Cu-Pt合金における規則度ゆらぎの発生機構と規則化過程

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Cu-Pt合金における規則度ゆらぎの発生機構と規則化過程

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Formation mechanism of ordering waves and ordering process in Cu-Pt alloys
責任表示:
桑野 範之(九州大学・総合理工学研究科・助教授)
KUWANO Noriyuki(九州大学・総合理工学研究科・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1987-1989
概要(最新報告):
短範囲規則(SRO)状態、L1_<2-s>、L1_2規則相をもつCu-25at%PtとL1_1規則相をもつCu-40at%Ptについて、それらの合金の規則-不規則転移過程を熱力学的な立場から研究した。 1.Cu-25at%Ptについては、これまでに透過電子顕微鏡によって実験的に得られたSRO→L1_<2-s>とSRO→L1_2転移過程をシミュレ-ションできるようなモデルを構築した。L1_2規則相の自由エネルギ-は秩序度ξに関するLandauの展開式で表した。ただし、ξ≧0のみが実現すると仮定し、局所的な規則度Srは|Sr|=ξで表した。S<0は効位相であることに対応する。自由エネルギ-密度関数にはこのL1_2の自由エネルギ-の式を用いた。規則度のゆらぎによる界面エネルギ-は|Sr|,Sr^2,Srの変化量の関数として表した。これらから規則度ゆらぎをもつ系の自由エネルギ-が得られ、Srに関する速度式が導出される。合金組成の揺らぎの効果は計算には含めなかった。周期的逆位相構造によるエネルギ-利得の効果は、想定した規則度ゆらぎがもつ逆空間ポテンシャルの大きさに比例する駆動力を速度式に加えることにより考慮に入れた。さらに、熱揺動の項を付け加え、一般速度式とする。 2.Cu-40at%pについては、L1_1→(L1_1+A1)の分解過程を実験的に明らかにするとともに、速度論的な考察を加えた。状態図の(L1_1+A1)2相共存領域のある温度Tmより低い温度で時効すると、L1_1相のバリアント境界や逆位相境界からA1相が析出してくることにより相分解が進行するのに対し、Tmより高い温度ではまず均一不規則化が先に進行して一旦A1相になった後L1_1相が析出してくることがわかった。このTmはA1相とL1_1相の自由エネルギ-が等しくなる温度に対応する。 続きを見る
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